対象:家計・ライフプラン
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御世話になります.住宅購入とライフプランについて相談させて下さい.
本人39歳,妻34歳共働き(正社員),第1子娘1歳,今年秋第2子誕生予定です.
当初,ライフプランでは,2016年に住宅2000万(住宅購入,頭金1000万残りをローン金利3%で15年返済)を購入する予定でしたが,2013年には資金が準備できそうなのと,家族構成も固まってきましたで,前倒しして見て住宅購入を考えています.
相談内容は,
----下記の2点についてご意見を頂ければと思っています----
1.晩婚のため教育・住宅・老後資金を同時に調達する必要がありますが,住宅取得資金に集中して投入して大丈夫なのかなあということです.もう少し我慢して他の資金とのバランスを考えた方が良いのでしょうか.
現在株価安・円高でいつになく投資しやすい機会である一方,消費税や国債の動向も予想しにくい状況となっています.
2.住宅資金の運用(管理)先についてですが,現在は預貯金一括管理しています.数年先の資金のためインフレリスク等を考えていませんが,なにか良い管理方法はありますか.
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なお,現在資金・生活の状況は,
<住宅・老後用資金>
預貯金600万,株・投信等50万,土地(今回住宅建築用)
貯蓄ペース220万/年(過去3年の実績)
ローンはなし.
<教育資金>
上記とは別会計
第1子:資保険(17歳満期で220万),子供手当は貯蓄(そろそろ半額ほどを投資予定)
第2子:資保険(17歳満期で200万予定),子供手当は貯蓄予定
<日々の生活について>
世帯年収:440万(本人)+240万(妻)=680万
住居費:賃貸で72万/年
他に必要な事がありましたらコメント頂ければと思います.
114114さん ( 徳島県 / 男性 / 39歳 )
回答:4件
私見です
114114様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、本来は、トータル的に考える必要があり、結論めいたことをここで単純に回答することは、難しいのですが、ひとつの考え方としてお話します。
まず、ご質問1.の住宅取得資金に集中させて大丈夫なのか、という点に関しては、くらしを守るという観点からいえば、必要以上に大きな家を買わない方がよいと思っています。
実際、多くの方が、将来、退職金と公的年金だけで、何不自由なく暮らしていけるというシナリオを描いて、予算ぎりぎりのローンを組んでいますが、私は、このパターンは、かなり危険度が高いのではないかと見ています。
ご承知の通り、国の財政は、かなりひっ迫していますから、公的年金の支給開始年齢の引き上げなども、想定しておかなければなりません。
仮に無年金の期間が、5年生じて、その間の年生活費が、300万円とするなら、ざっくりと、1500万円は、金融資産で準備しておかなければなりません。
将来は、土地を担保に融資を受けるリバースモーゲージなども一般的になってくるかもしれませんが、建物部分は、年々減価していきますので、担保になりにくいです。
特に築年数がかなり経過したマンションなどは、基本的にリバースモーゲージが使えません。
今回は、土地から家を建てるプランのようですが、建物は、家族構成に合わせ、ミニマムで考えておくと、リスク管理上は、好ましいといえるかもしれません。
ご質問2.については、今は、住宅ローン金利も低めですし、消費税のこともありますから、頭金を貯めてきた方にとっては、購入するのに、わるくない時期と思われますが、もしお子さんが生まれて落ち着いてからと考え、数年貯めておくのであれば、頭金予定の資金は、積極運用の資金とは、切り分けて、元本保証のあるものがよいでしょう。
2~3年後に突然インフレになるというシナリオは、個人的には、考えにくいですが、流動性の高い金融商品にしておけば、臨機応変に動かすこともできます。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
114114さん
2011/02/06 02:36早速のご回答ありがとうございます.ご指摘のとおり,予算的には結構いっぱいいっぱいのところはありそうですね.予算オーバーとならないようを厳守して計画する必要がありそうですね.
老後資金は,貯蓄,生命保険,勤務先非公開株,退職金で3000万程度になる予定で考えております.あまり早く購入すると,首が回らなくなるし,かといって子供が成長する期間がすぎてしまえば,,,.このような場合,FPさんは数年後のローン金利,消費税,インフレ率はどの程度に設定するのでしょうか.突然のインフレは無いと私も考えております.
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
ライフプランと住宅購入
こんばんは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
人生設計は難しいですね。予定とは違ってくることが多いです。それがいいほうに違ったり、悪いほうに違ったりと。そんな中で114114さんはいろいろ考えてきちんとやっているのではないかと思われます。今後も将来の夢や目標をもってがんばってください。
ご質問にについて
1.晩婚のため教育・住宅・老後資金を同時に調達する必要がありますが,住宅取得資金に集中して投入して大丈夫なのかなあということです.もう少し我慢して他の資金とのバランスを考えた方が良いのでしょうか.
現在株価安・円高でいつになく投資しやすい機会である一方,消費税や国債の動向も予想しにくい状況となっています.
教育資金、住宅資金、老後資金を同時にためる必要があるのかについては、今後のライフプランとそのためにはどのくらいの資金が必要なのかによります。
ただし、老後の資金を積み立てその分住宅ローンを多額に借りるのは現状の金利では本末転倒です。(ただし、株式などで住宅ローン金利よりも高い運用利回りをとれるのであれば別ですが。)貯蓄の順番も良く考えましょう。現在考えている学資保険については、長期の固定金利の商品になります。今のように金利の低いときに長期で金利を固定するとインフレリスクがあります。教育資金を学資保険を使って貯めていいのかを良く考えましょう。
住宅購入についてですが、2013年に購入したらそこにずっと暮らすのですか。それによっても資金計画がだいぶ違ってきます。
2.住宅資金の運用(管理)先についてですが,現在は預貯金一括管理しています.数年先の資金のためインフレリスク等を考えていませんが,なにか良い管理方法はありますか.
住宅購入資金の運用ですが、2013年に購入予定ですので普通預金、短期の定期預金でいいでしょう。また、2013年と決めずに経済情勢(住宅ローンの金利動向)をみて動くのも大切かと思われます。土地をもうお持ちであるのであれば、今年の建築も1つの方法かもしれません。ただし、住宅ローンを組んでも計画的な貯蓄ができることが前提になってきます。
具体的な話は難しいですが、参考になればと思います。
株式会社FPソリューション:http://www.fp-s.jp/
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男
評価・お礼
114114さん
2011/02/06 03:12ご回答ありがとうございます.確かに資金の問題はともかく今年購入という選択肢はありますね.前倒しして,いつでも購入できる準備をしておき,社会情勢に合わせて柔軟に対応というのが良いのかもしれませんね.参考にさせて頂きます.
学資保険はご指摘のことを理解していましたが,妻の強い要望で押し切られ,妻の生命保険代わりとして了承しました.
残りの現金分の運用ですが17年間の運用となりますが,目標年に対してリスクをどのように収束させていくか,いまいち理解できていないもので,踏み切れずにいるのが現状です.なにか良い参考書があればお教え下さい.
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
辻畑 憲男が提供する商品・サービス
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
3
住宅購入とライフプランについて
114114さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
質問1について
住宅の購入時期としては、
今のタイミングがよろしいと考えます。
尚、他の資金とのバランスを気にされておりますが、
住宅ローンにつきましては、
ローン金利が発生してしまう金融商品となりますので、
頭金を多くして借入金額は少ないに越したことはありません。
また、ライフイベント資金につきまして、
資金的にかなり余裕のある方を除いて、
ライフイベントの優先順位の高いイベントから先に、
イベント資金をつぎ込んでいくことになりますので、
114114さんの場合は、
今後、2~3年程度に必要となるライフイベント資金を除いた、
資金をまず住宅購入のための資金に充てていただくことがよろしいと考えます。
114114さんの場合、
年間をとおしての貯蓄額につきましても、
高い水準となっていますので、
これからも今の水準を維持していっていただければ、
お子様のこれからの教育資金にも、
十分に間に合うものと考えます。
質問2について
住宅購入時期のことを考慮した場合、
また、今後のお子様の教育資金という特性を考慮した場合、
基本的にリスクをともなう金融商品での運用につきましては、
不向きだと考えます。
よって、多少なりとも金利面で有利となる、
『ネット銀行』のスーパー定期(1年物)などでの運用を、
お考えいただいてはいかがでしょうか。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
114114さん
2011/02/10 13:06返事が遅れました.ご回答ありがとうございました.
住宅購入に向けての資金作りは,考え方としては概ね間違っていないようですね.資金確保に向けて頑張っていきたいと思います.
さて,住宅資金はネット定期等の運用,確かにそうだと思います.ただし,教育資金の運用期間は15年となりますので,定期預金のみがリスクのない商品とは考えにくいのではと思うのですが(インフレリスクはあるような).
よく,話題に上っている国内外インデックスや債券型投信,MMFというものも15年の運用期間では,一般的にはリスク幅が大きいということでしょうか?
渡辺 行雄
2011/02/15 11:12114114さんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
伊田 洋
ファイナンシャルプランナー
-
個人的な意見になってしまうかもしれませんが・・・
住宅購入の計画が順調とのこと、おめでとうございます。
予定から前倒しで計画を実行できそうということですから、本当に素晴らしいと思います。
さてご相談についてですが、これは私の個人的な意見ですが・・・
1、「購入できる資金」があって、「購入したい気持ち」があるときなら、「それはGO!!」でいいのでは、と思います。
たしかに貯蓄すべてを頭金で納めてしまうのは、心配がありますが、それなら頭金の金額を少し減らす方法もあると思います。
株安、円高、消費税、国債・・・いろいろ考え出すと、判断に躊躇してしまうかも知れません。
でもこの辺りの判断はプロですら、ある程度の推察はできても、難しいですしね・・。
むしろ、「これからどんな家を建てようか」と具体的なプランを練っていく方が、すごく前向きに生きていけるような気がします。
あらためてご夫婦での、今後の価値観を共有することにもなるでしょうしね。すごくイイ機会だと思います。
こういうことは、お金の計算だけでは出てこない、「良い効果」だと思います。
住宅ローンの重荷は確かにありますが、悪い面ばかりでもありません。
たとえば、住宅ローン支払中に、債務者に万一のことがあったときには、団体信用生命により、ローンの残債が返済されます。
これにより、遺されたご家族はローンの負担を心配することがありません。
賃貸だとこんな制度はありませんから、ご主人に万一のことがあっても、変わらず家賃を払い続けなければなりませんので・・。
そう考えると、「マイホームそのもの」をできる限り「納得・満足できるもの」にすることの方が大事かも知れませんね。
一度、「信頼できる優秀な建築士の方」に相談されること、とてもオススメです。
雑誌に載っているような方でも、意外と気さくに相談に乗ってもらえることが多いです。
しかも優秀な方ほど損得ナシに相談に乗ってくれたりします。
一気に話が進むかも知れません(笑)
2、資金運用について
これは短期ですので、普通預金か定期預金でいいのではないでしょうか。
リスクを取って積極運用する必要はないと思います。
補足
ちなみに・・・いよいよ計画が進みだし、マイホームを手にされた場合には・・・
1、生命保険の見直し
2、火災保険+地震保険をしっかりつける
などもお忘れなく。お近くの信頼できる人に相談してみてください。
そして団体信用生命は、「3大疾病でもローン残債が清算されるもの」をつけておいた方がいいと思います。
死亡せずに3大疾病などで闘病生活が長引いた場合のリスクはかなり大きいからです。
最悪の場合、家を手放したり、生命保険も解約したり・・・、
そして亡くなったときには、ほとんど死亡保険金がなかったということもありえます。
団体信用生命だけでなく、できれば、ご自分の生命保険も「3大疾病で保険料免除」になるようにしておいた方がいいです。
生命保険を解約することにならないように・・・。
評価・お礼
114114さん
2011/02/06 04:05ご回答ありがとうございます.確かに単純に住宅取得を楽しめば良いですね.いろいろと計画する時が住宅購入の一番楽しみですからね.
実は両親は1級建築士で私も土木・建築系コンサルタントの技術者であるため,変にこの業界を知ってしまっているところがあります.また,趣味でこの1月にFP3級を受験し,合格してそうなので,5月に2級を受けてみようかなあと思っています.
ただ,なまじ知識を得てしまうと逆に迷いや変なとまどいがでてしまい結局相談する羽目に,なんだかなあと思ってしまいます.第1線で活躍のFPさんもプライベートの場合そんな迷いは出てくるものなのでしょうか?
伊田 洋
2011/02/07 19:51114114さん、高評価いただきありがとうございます。
ご両親とも一級建築士とはスゴイことですね。さらにご自身も建築系のコンサルタント技術者とは、恐れ入ります。
ご質問の件ですが、同じFPでも、やはり性格の違いや、得意・不得意がありますからね。
迷いは出てきますが、最終的には、「好き・嫌い」が強く影響しているように思います。
たとえば私の場合は、資産形成は、かなりの比率で生命保険です(笑)
短期の資産形成には向きませんが、長期の資産形成だと、「口座から引かれて、いつの間にか貯まっている。しかも保障もついている」ということで、個人的には大好きな資産形成の方法です。
しかも「受取人」が指定できる唯一といっていい、金融商品です。お金に行き先を書いておけるってスゴイことだと思います。
ですから相続にも非常に有効です。
だから今回も保険のことばかりいっぱい書いてしまってますね。参考になっていないかも知れませんが、正解は1つではないと思うので、多少は「好み」が反映されてもいいんじゃないかと思います。
(現在のポイント:5pt)
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