対象:住宅資金・住宅ローン
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2000万円の住宅ローン(35年)を変動と固定金利に分けて借りています。
借り始めてから、1年3ヵ月ほど過ぎましたが、50万円ほどゆとりができたので、
繰上げ返済したいと考えています。
この場合、固定と変動のどちらのローンから繰り上げ返済したほうが
お徳でしょうか?
もしくは、どのように分配して返済したほうがいいでしょうか?
よろしくお願いします。
借入金
500万円 変動 1.275%
1500万円 全期間固定 3.380%
shungikuさん ( 東京都 / 女性 / 41歳 )
回答:4件
固定金利と変動金利の繰上げ返済
shungiku様のスタンスやリスクに対する考え方によって異なります。もし、同じ固定金利VS固定金利、もしくは変動金利VS変動金利であるならば金利の低い方を優先して返済するのが定石です。
ただし、shungiku様が将来金利が上がると怖いというリスク指向があってその為長期固定金利での返済との組み合わせを選んだ、と私は推測します。その場合に仮に金利が上昇しても、固定金利は返済額が増加しないのが安心ではあるでしょう。
その為、金利上昇リスクを気にされるのであれば変動金利を先に返すのが良いかと思います。
一方、「変動で借りた借入金の額(残債)もだいぶ減ったな、金利が上がってもあまり怖くないな」と感じられる段階から固定金利の返済をされるのが良いかと思います。
要は今現在の双方の残債を見た上でリスクを検討してください。(固定金利の返済を優先したら「金利上昇リスク」を取り、一方変動金利の返済を優先したら「金利低下(停滞)リスク」を取る事になります。)
回答専門家

- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
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損得だけでお答えするなら金利の高いものから返済すべきです。
はじめまして、shungiku様。
アイスビィの植森宏昌です。
結論から言いますと、金利の高いものから先に繰上返済される方が良いと言えます。合わせて、返済期間を短縮する方法と、毎月の返済額を少なくする方法がございますが、単純な利息の損得だけで言いますと期間を短縮する方が得です。
ただ、上記は利息の損得についてのみ記載しておりますので、本来は、私のお客様からも同様の相談が多数有るのですが、繰上返済だけの囚われず、ご自身の今後のライフプランを含めた全体を考えた計画を立てる事の方が重要です。
回答専門家

- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
お客様との信頼関係を大切に!一生涯の安心と満足をご提供
将来のリスク対策やライフプランの実現に向けて、保険・投資・資産運用に関する知識や解決策をご提供すると共に、お客様に最適な商品をトータルにプランニング。お客様との信頼・信用を大切に、利害や損得を超えた末永いお付き合いをモットーとしております。
植森 宏昌が提供する商品・サービス

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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変動と固定のミックスローン、繰り上げ返済はどっちが先について
shungikuさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『この場合、固定と変動のどちらのローンから繰り上げ返済した方がお得でしょうか?』につきまして、
shungikuさんのように、
ミックス型で住宅ローンを組んでいる方が繰り上げ返済を行う場合、
融資先の金融機関から発行されている、
『返済予定表』をご確認していただくとお分かりいただけますが、
固定金利分と変動金利分につきまして、
毎月の返済額に占めるローン利息の割合を比較していただくと、
固定金利の方がローン利息の割合が高いなっています。
尚、繰り上げ返済資金につきましては、
原則として借り入れ元本に充当され、
それに対応するローン利息をそっくりそのまま差し引くことができますので、
ローン金利の高い方の住宅ローンを優先して、
繰り上げ返済した方が、
その効果は大きくなります。
よって、固定金利の方を優先して、
繰り上げ返済することになります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄:http://www.fpreal.jp/

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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高い金利へ・・・
はじめまして、shungikuさん。
FP事務所 マネースミスの吉野裕一です。
一般的には、金利の高い方の借り入れのものを繰り上げされた方が、メリットはあります。
今回の相談でも、変動金利の借入の割合が低いため、今のうちはやはり固定金利の方の繰り上げ返済が良いでしょう。
ただ注意してもらいたいのは、この余裕と思われている50万円ですが、もし急に収入が少なくなったり、失業した場合でも、手元にお金がある状態での余裕資金でしょうか?
あまり住宅ローンの返済ばかりに気を取られて、生活費の増加や収入の減少のような悪い状態になった時に対応できなくなるような状態での繰り上げ返済は控えた方が良いでしょう。
また、繰り上げの方法も、期間を短縮する繰り上げ返済と返済額を少なくする方法があります。
金利を支払いを少なくするには期間を短縮する方が良いのですが、先ほども少し書いたように何かあった時に対応が出来なくなるより、支出を少しでも少なくしておく方が安全に住宅ローンを返済する事が出来る事になります。
お子様が居られれば、今後にかかるお金が増える可能性も考えなくてはならないので、しっかりとライフプランを立てて繰り上げ返済を行いましょう。
FP事務所 MoneySmith
吉野 裕一
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
(現在のポイント:5pt)
「住宅ローンの繰り上げ返済」に関するまとめ
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借りたお金を前倒しで返済して生活を豊かに!住宅ローンの繰上げ返済のタイミングはいつ?
念願かなって購入したマイホーム。家族も喜び、家族団らんな生活を手に入れて幸せな日々を送っているが、住宅ローンという借金が現実に。お給料も段々下がり、自分の小遣いを減らして節約しているというそこのアナタ!住宅ローンって繰り上げ返済をするタイミングも重要だって知ってましたか?今回のまとめ特集では、住宅ローンの繰り上げ返済のタイミングだけでなく、メリット・デメリットなど専門家が解説いたします!
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