対象:ビジネススキル
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松元 昌子
イメージコンサルタント
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ぜひ色彩心理もご検討下さい
自転者さん、はじめまして。
イメージコンサルタントの松元です。
当方のスタッフに、特別支援学校経験者も在籍し、その経緯もふまえてご提案させていただきます。
知的な障がいを負った子ども達でも、色に対する心理的な作用や効果は健常と言われる一般の方々と大きな差異は無いと当方も考えています。また、障がいを持った子ども達と数々のワークショップを運営した中でもそれは明らかです。
もし、県または国の実施する教諭向けの研修の中で、色彩心理に関する研修や講義がありましたら、ぜひ一度参加してみて下さい。
ただ、気をつけていただきたいのは、色彩心理の研究や実践の中に、少し占い色の濃いものや、出処が明らかでない色彩心理もあります。例えば、九州全域で色彩心理に関して活動している「イルドクルール」や「NPO色ヒトこころ」がベースにしている色彩心理は、色彩研究家/赤司 直先生(故人)の膨大な医療や学校養育の現場での臨床例を基にした生理学と直結した色彩心理です。
もし、独学でも、どこかに学びにおいでになられるにも、根拠の明確な色彩心理を学ばれて、日々の学級経営の一助となさってみられるのはいかがでしょうか。
当方は、色彩心理の実践的な専門家の育成にも力を入れており、地域社会への貢献を目指す方々が各地から学びいらっしゃいます。ただ、自転者さんはお住まいは栃木とのこと、さすがに物理的に無理もあり、またご希望であれば、関東で当方が推薦できる教育団体または色彩心理の専門家をご紹介できますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
補足
人の求める色は日々移ろいます(好きな色とは別として)。
また欲する色の理由は心的なもの、体調的なもの色々です。
子どもが描画や、物選びの中で選んだ色の理由を、パズルの様に決めつけるのでなく、心中や体調を慮る事に色彩心理の核心はあります。
ぜひ、人と人の間をとりもつ潤滑油として色彩心理を多くの学校現場で活用いただけると幸いです。
当方コンサルタントは、公立の小中学校からの色彩心理においての講演やワークショップのご依頼をお受けして、各地で実施、好評いただいております。
評価・お礼

自転者さん
2010/11/06 15:50色彩ですか、なるほど、ありがとうございました。まず絵を描くことを億劫がる子、下書きは描くけど色をつけたがらない子、そこまでしなくてもと思うくらい細かに描写する子といろいろです。顔を青にしちゃったり、タイヤを赤にしちゃったり別に気にすることはないんですね。教員免許更新時期になったので、「色彩心理」の講義があったら受講したいと思います。ちなみに松元様がご存じの色彩心理関連の免許更新対象講義などありましたら教えていただければ幸いです。

松元 昌子
2010/11/06 18:59早速のご返礼ありがとうございます、イルドクルールの松元です。
おっしゃるケースの様に、子ども達は時として私たちの選ばない色で色を塗ったり描いたりします。
実際にご指導される先生が「○△さん、髪の毛は黒で塗らなきゃおかしいよ。」とか、「ほら、ヒマワリは黄色で塗ろうね。」と指導されるのを目の当たりにした経験があります。
しかし、ダウン症の子どもではよくあるケースですが、頑なに一つの色に固執したり、自分の塗りたい色に執着するケースはあるものです。
冷静に考えると、髪を黒で塗る、ヒマワリを黄色で塗る、と言うのは我々大人の物差し。ひょっとすると、その子ども達に、「その色しか選べない心情や背景」があったのかも知れません。
特に、障がいを持った子ども達は、(直前に怒られたり)他者との関わりがとてもデリケートに、かつダイレクトに選ぶ色に表出します。
怒りや、不安や、喜びや、不快感が色に出るケースがとても多いものです。
色彩心理の核心は「慮(おもんぱか)る事、思い遣る事」。
きっと、色彩心理の学びは先生の日々の教育実践に、大きな前進をもたらしてくれると考えます。
残念ながら免許更新対象講義においての色彩心理関連講座を把握しておりませんが、お近くの関東エリアの色彩心理の専門家に意見を求めたり、大学の講義を聴講する事もとても意義がある事と思います。
遠くから自転者先生の健闘をお祈り申し上げております。

重松 まみ
営業コンサルタント
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現場から見えることは、非常に多いと思います。
小学校の知的障がい者学級の先生でいらっしゃいますね。
はじめまして、重松です。
知的障がい者といいましても、軽度から重度では非常に
差が大です。たとえば重度障害者では、衣服の着脱ができない、
トイレの介助が必要、多動児はいつ他者に手を出すか分からない、
癲癇の発作がいつ起こるか分からない・・・まで幅が広いです。
彼らは、皆と一緒で音楽をしたり、料理を作ったり、
運動したりで経験を積み重ねています。
たぶん、小学校では普通学級との交流もあってまた活動が
より活発だと考えられます。
生徒さん自身は自我が強く、自分の意思を上手く伝達でき
ないために、同じ言動や反復を繰り返します。
たぶんに障がい者は親達に堅く保護されて暮らしていますが、
幾つか成人しても重要だと言える点があるでしょう。
・障がい者本人が、自分の意思や考えを伝えることが出来る。
・どんなに時間がかかっても、何事も自分でやろうとして出来る経験を
する。
・各家庭で親御さんが積極的に、我が子が地元で安心して生活
できたり、お仕事や通所をしたり、自分で結婚したい等の意思が持てる
環境や条件を整える事。
つまり、親側が家庭内に知的障がい者がいるとオープン化したり、
オープンにしても大丈夫と言う考え方に変わること。
また親の死後でも、障がい者本人が一人でも生活できる様に社会との繋が
りを維持できる福祉体制を整えること。
こんな点が大切な要素だと思います。
自転車さんの意見で深化させる為の資格や身に付けるべきスキルでしたら、
心理学や動物や芸術によるセラピーも一つでしょうが、足元の障がい者の親の
意識から変える必要があるのではないでしょうか。
知的障がい者のエネルギーは高く自我も強いですが、個性も違いますし、
得意で好きなことも体力差があって異なります。
毎日の生活指導レベルから、彼らが自分の考えを伝える=障がい者の自立
につながる点ははずせないと福祉の現場で強く感じ取った経験がありました。
まとまりがつきませんでしたが、ご参考までに。
評価・お礼

自転者さん
2010/11/06 16:04保護者の意識を変えるってのは、今後の特別支援教育の裾野が広がっていくかどうかという観点でおっしゃる通り最大かつ最重要課題です。将来のことを話しても、根底に見え隠れする「何とかなるに違いない」という何の根拠もない自信があって、真剣に耳を傾けてくないですね。だから、通常学級にずっといさせたり、仮に支援学級に入級させても、成長の度合いを通常学級児童と比較して、ゆっくりだけど確実に成長している姿を評価してあげられず、中学入学とともに再度通常学級に戻してしまうことがあります。それは、支援児童にとっては、重松様のご指摘の通り、親が年老いていくに従い弊害が生じてくるのだと思います。

重松 まみ
2010/11/06 18:37自転車様、ご丁寧な評価を頂きましてどうも有難うございます。
福祉のバリアフリーと同じで、「ノーマライゼーション」が叫ばれて
久しいですね。
これは確かに街中で、障がい者が普通の人と同じく暮らせるというもの
ですが、福祉の壁というものが見受けられます。具体的には社会制度や
現実生活や人間心理の壁ですね。
障がい者も通常18歳~20歳になれば、軽度の障がい者であれば職業を選び
実家から独立できる環境や独立心を本人に培わす教育が、学校や家庭で行
なわれれば理想です。同じ人間としての人生選択が障がい者にもあっても
いいのではないかと。これは難しい場合の方が多いかも知れませんがね。
蛇足ですが。
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