住宅購入時の手付金について

住宅ローンの実行はどの様なスケジュールでなされるのでしょうか？


都市銀行等の融資の場合段階を経て融資を行う事も出来ると思います。例えば、土地取得時に50%、建物建築契約時に20%、竣工時に30%等と融資が段階を経て実行されます。


今回の場合であれば土地がご親族の所有物件なので土地の融資は必要になりませんので銀行の方で建築契約時に幾らか融資が出る様に交渉されたら良いかもしれません。


ただ、金額が1000万という事で不動産売買の融資金額としては少ない金額になるので金融機関は分割での融資に対応してくれないかもしれません。


後は工務店と交渉されたら良いかと思います。少なくとも土地が既に実家の所有物件で信用力はあるので、資金的な余裕のある工務店であれば竣工後一括支払いというのも全く不可能とは思えません。

ｍａｔｓｕｋａｉさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『やはりせめて手付け金＋αくらいは現金で用意しないと話にならないでしょうか？』につきまして、実家の土地に建物を購入するのではなく、工務店さんに依頼して建物を建ててもらうのですから、契約行為としては不動産売買契約ではなく、建築工事請負契約書となります。

よって、お金の支払い方法も売買契約とは多少なりとも異なってきます。

売買契約の場合は、ご記入されているとおり契約締結時に手付け金を支払うことになりますが、工事請負契約の場合は着手金を支払うことになります。

また、売買契約の場合は残金を建物の引き渡し時にまとめて支払うことになりますが、工事請負契約の場合は、出来高払いとなりますので、工事の途中で何度か支払いが発生しますので、手元資金がない場合は、融資先の金融機関とも相談して、つなぎ融資を行ってもらうことになりますので、工務店さんや融資先の金融機関とも十分に相談して、途中から資金ショートにならないようにしておく必要があります。

よって、まず工務店さんと十分に打ち合わせを行うようにしてください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

matsukai 様

はじめまして、住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。


住宅ローンの融資が実行されるまで建築業者の自腹で設計（各種申請費も必要）から工事まで進めてくれるかどうかですが、一般的には難しいです。

その為、matsukai様のような場合、親族の方々から短期借入し住宅ローン実行後に返済することもひとつの方法です。

また、契約金だけではなく、着工時、上棟時に入金を必要とする場合もありますから、まずは建築会社とよくご相談ください。

ご相談の結果、またご質問いただければ、より具体的なアドバイスが可能かもしれません。

以上、簡単ですがご参考になれば幸いです。

matsukai様へ

はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、matsukai様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはかかがでしょうか。

（ご参考：三井住友銀行の９月金利）

１．年収４７０万円を基に住宅ローン１，１００万円借入されて場合、

期間１５年、金利２．６９％（全期間固定金利型）、返済負担率３５％以下、ボーナス考慮せず、他の債務考慮せず

・毎月の返済額 ７４，３３４円
・年間の返済額８９２，００８円
・返済負担率 １８．９９％
・諸費用 ３０万円程度（登記料、保証料、その他）

２．そして、住宅ローン関係の諸費用（３０万円程度）と工務店への支払方法等は良く相談されて、「建築請負契約書」に双方が署名・押印をして大切に保管する事が必要となります。この「建築請負契約書」は住宅ローン申込み時（銀行等）や住宅ローン控除申告時（税務署）に必要とされます。

（建築請負契約書のポイント）
・請負金額
・手付金額と時期
・着工時期と支払金額
・上棟時期と支払金額
・竣工時期と支払金額
等
具体的には、工務店と良く相談されることをお勧めいたします。

３．住宅ローン申込み時に建築途中の支払資金を銀行等窓口で相談されると良いと思います。

以上