対象:住宅資金・住宅ローン
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初めて質問します。宜しくお願いいたします。
2010年3月、結婚を機に新築マンションを購入しました。
結婚式が同年9月に控えておりましたので、頭金約100万(諸費用等別途一括払)で購入し、
結婚式、新婚旅行後、早期の繰上げ返済に向けて貯金に励みながら現在にいたります。
共働きで、ペアローンを組んでおり、希望としましては、約2年後に1人目出産、
将来的に子どもは2人欲しいと考えております。
今のタイミングで、私(妻)のローンを全額繰上げ返済して良いものか、決断に迷っております。
一旦繰り上げ返済をするとお金は戻ってこないので、慎重に考えたいと思います。
出産前には、私の住宅ローンは完済したいと購入当初から目標にしておりまして、
今のタイミングで完済して良いものか、専門家の方のアドバイスをお願いします。
*貯金は夫婦合算で考えております
◎年齢と職業:夫(26歳、医療関係技術職・国家資格有) 妻(26歳、会社員(正社員))
◎家族構成:夫婦2人(共働き)
◎年収:夫(約420万)妻(約450万)税込 (内ボーナス 夫:年50万 妻:年110万)
◎現在の貯蓄(2人で):1,360万
◎2010年3月 新築マンション購入、入居
借り入れ・・・2,500万
・夫住宅ローン 残高約1,640万(35年変動金利 0.975%)
・妻住宅ローン 残高約740万(35年変動金利 0.975%)
*ペアローンのため、夫婦共住宅ローン控除を受けております。
他にローン返済はありません。
今ある貯蓄を一番有効な形で繰上げ返済や車購入費用にあてたいと考えております。
専門家の方のご意見をお聞かせ願いたいです。
どうぞ、宜しくお願いいたします。
補足
2012/02/09 10:03簡単ではありますが家計簿をつけており、毎月の総支出額は把握しております。
毎月の総支出額は夫の給料内で納まるようやりくりし、
私の給料とボーナス、夫のボーナスの一部は全額貯金に回しております。
また、出産後は産休、育休を取り、正社員(出産後は10~16時の時短勤務)として
働ける環境にあるため、やむおえない事情が発生しない限り兼業を考えております。
又、現在車を所有していないため、可能であれば子どもが出来るまでに
1台購入(現金一括払い)を検討しております。
日々楽しめる範囲で節約しながら、子どもができても、車を所有しても、
休日は家族で色々レジャーを楽しんだり、年に1回は海外旅行や国内旅行へ行けるような、
節約と娯楽のメリハリを付けた生活が理想です。
kanaokoさん ( 兵庫県 / 女性 / 26歳 )
回答:3件
いくつかの選択肢について
kanaoko様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
繰上げ返済をすべきかどうかで迷われているのですね。
まず、基本的な考え方として、もし何もせずに、銀行預金に寝かせておくだけであれば、年0.975%の他に、団信や保証料も発生しているでしょうから、住宅ローン控除を加味しても、負担がある場合は、車購入資金を残して、繰上げ返済に充てるのも、ひとつの考え方です。
但し、一般の個人が、年0.975%のような超低金利で、お金を借りられるのは、住宅ローンだけなので、いったん繰上げ返済してしまうと、超低金利で借り直すことが難しくなります。
なので、超低金利でお金を借りながら、手持ち資金で何かをしたい、例えば、副業や投資などにも使いたいといった場合は、また別の考え方になります。
ただ、現在の日本は、極端にリスクを嫌う社会になってしまったので、お金を借りて、副業や投資などに使う、という発想は、一般的ではないかもしれませんね。
おそらく、kanaokoさんもこの考え方には、馴染まないと思います。
話は、少しそれますが、実は、そのことも、日本で超低金利が生じている理由のひとつです。
リスク回避の資金がどんどん日本国債に集まるため、日本政府は、高い金利を払わなくても、資金調達ができるわけです。
ただ、今や日本政府の借金は、膨らみ過ぎて、1000兆円になろうとしています。
1000兆円とは、1000万円の1億倍の金額です。
これは、さすがに危険な水準で、ある段階で、貸し手が、資金を引き揚げて、投資先を他に移してしまうのではないか、と懸念されています。
万一、国内の金融機関など、資金の貸し手が、一斉に資金を引き揚げてしまうと、長期金利上昇、インフレに向かう可能性があります。
仮にインフレが発生した場合は、インフレを抑えるために、短期金利を引き上げるのが、一般的な金融政策になりますので、変動金利も、年0.975%から上昇していく可能性があります。
金利の上昇を見て、住宅ローンを変動から固定に変えるのでは、間に合わないので、その点は、注意です。
多少コストは掛かりますが、お書き頂いた他にも、固定金利への借り換えという選択肢があるはずなので、ライフプランと合わせて、総合的に考えてみてください。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼

kanaokoさん
2012/02/12 22:36早急なご回答ありがとうございます。
固定金利への借り換え等、違う視点からのアドバイスを
いただき、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
繰上返済のその先も考えてみませんか。
kanaokoさんへ
こんにちは。貯蓄に一所懸命励んでおられるようですね。
kanaokoさんの借入残高は、それだけマイホームの持分になっているのではないでしょうか。よって、可能であれば、kanaokoさんの貯蓄が住宅ローンを完済できる以上の額になった時に繰上返済を実行するのがきれいなように感じます。
変動金利だから将来金利が上がらない保証はありません。それでも、住宅ローン控除が現在使えておりますので、それはそれで上手に活かされてもよいでしょう。ある程度の貯蓄がありますので、何か大きな変化があったら、とっさの時のためのお金とマイカーの購入予定代金を残して、そのあとは思い切った手を打てそうです。
子育て期間中はできるだけ住宅ローンの金利のことを考えずに、子育てに力をそそぎたいのでしょうか。そうだとしたら、素晴らしい考え方だと思います。例えば、子育てに力を注ぎたい期間が6年間だとしたら、2012年と2013年の住宅ローン控除はきちんと受けるにしても、そのあとはスパッと一括返済してしまうというのもよいかもしれません。
長い人生の中で、ご自身のライフスタイルを大事にしたいのであれば、その方向にお金を向けてみる。というのが大切だと感じます。繰上返済のめどがついたとしても、何らかの次の目標を設定しておきましょう。やってみたいことをどんどん書き出してみてください。
評価・お礼

kanaokoさん
2012/02/12 22:39ご回答ありがとうございます。
よく耳にする情報では、繰上げ返済を勧める情報が多い中、
私のライフスタイルに沿ったご意見をいただき、
大変感謝いたします。
ありがとうございました。
回答専門家

- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローンの繰り上げ返済について
kanaokoさんへ
はじめまして、
個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『今ある貯金を一番有効な形で繰り上げ返済や車購入に充てたいと考えております。』
につきまして、
繰り上げ返済を行うに当たり、
kanaokoさんの場合、
今後予定しているライフイベントやライフイベント資金として、
お子さまの出産や自動車の購入、
さらに海外旅行や国内旅行などのライフイベントを予定していますので、
まず、これらライフイベントの時期や費用につきまして、
あくまでも予定ということで構いませんので、
一枚の紙に時系列に書き出した上で、
お金の流れを把握することをお勧めします。
さらに、収入や基本生活費を加えキャッシュフロー表を作成することで、
最も有効な繰り上げ返済に充てることができる資金の額などを把握することができます。
尚、ライフイベントやライフイベント資金などを書き出すシートや、
キャッシュフロー表の作成方法につきましては、
インターネットで検索することで、
直ぐに分かりますし、
今でしたらご希望いただければ、
費用が5,000円と、
大変にお得な価格で対応させていただきますので、
オールアバウトさんに登録しているサービスメニューをご参照ください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
評価・お礼

kanaokoさん
2012/02/12 22:44キャッシュフロー表作成の重要さ等、
アドバイスいただきありがとうございます。
作成も視野にいれて、これから発生するであろう
ライフイベントやライフイベント資金と
きちんと向き合いたいと思います。
ありがとうございました。

渡辺 行雄
2012/02/13 09:31kanaokoさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもマネーに関することで、
分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
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