対象:老後・セカンドライフ
30代後半夫婦、共働きの二人世帯です。分譲マンションを、65歳にローン完済する予定で購入しております。ここ最近夫婦で老後のお金について話す事が増えてきているのですが、年金も当てにできない今日この頃。老後に備えてどのくらいの貯蓄をしておくとよいでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:5件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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老後資金について
AllAboutProFileさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『老後に備えてどのくらいの貯蓄をしておくとよいのでしょうか。』につきまして、よく老後資金として最低3,000万円くらいは用意しておく必要があるなどと言われていますが、実際に老後資金としてひつようとなる金額は、人それぞれ異なりますので、AllAboutProFileさんの場合は幾らくらい準備しておく必要があるのか、おおよその金額を把握しておくことは必要です。
老後資金として幾らくらい用意しておく必要があるのかにつきまして、具体的な金額に算出方法は、現在の毎月の生活費が幾らくらいかかっているのかをまず把握します。
さらに、老後を迎えてかかる例えば車の買い換えや夫婦旅行などのライフイベント費用を幾らくらい見積もっておくのか。
など、亡くなるまでにかかるおおよその支出金額を把握します。
そのうえで、今後見込むことができる収入を把握することになります。
給与収入は幾らくらいの金額を何歳まで見込むことができるのかを前提に、もらえる年金収入なども年金定期便などのデータをもとに算出します。
そして、収入金額から支出金額を差し引いた差額が老後資金として、AllAboutProFileさんが用意しなければならない老後資金となります。
安心できる老後生活を送れるためにも、今からしっかりと老後資金を準備しておくようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
築地 聡
保険アドバイザー
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今の生活費をもとに考えてみて下さい。
はじめまして、やさしいお金の教室(合)エムズアイ広島の築地と申します。
http://www.supremehiroshima.com/MSI/
老後の生活費って今と何か変わりがありますか?老後になったからと言って突然食費が増えたり突然趣味や娯楽に掛かるお金が増えますか?
通常はそうではないと思います。
それならば今の生活費からお子様や住宅ローンに掛かっているお金を引いたものが老後の生活費です。その額に想定で生きられる年齢が85歳であれば85-65=20で20年の年数を掛け算したものが老後の必要資金です。
また老齢年金については社会保険事務所などで試算をしてもらうか、ネットでも試算が出来ますhttp://www4.sia.go.jp/sodan/nenkin/simulate/top.htm
ので試算してみてください。
そして試算した老齢年金受給額から現在の生活費(お子様や住宅ローンにかかるお金を引いたもの)を引いて差額を計算してみて下さい。もしそれで不足額があればその額を今から貯蓄をする訳ですね。
貯蓄については、こちら↓を参考にして下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukkin082/6977414.html
また老後のもう一つの考え方としては、農産物や食料を自分で育てて自給自足に近い生活に近づくことです(これを戦略的低エネルギー生活と呼んでいるところもあります。)
今、こうした戦略的低エネルギー生活は知識人や文化人の間では最高の贅沢とも言われています。
今から田舎の人々と人的ネットワークを深めたり、そして土日を利用して市民農園などで農産物を育てられても良いですね(土には自然の再生力や回復力を高めるエネルギーがありますので、病気などにもなりにくくなります。)
老後にはローンを払い終わったマンションは賃貸物件として貸出し、田舎に移り住まれても良いかも知れませんね。
もう既に世界の金融は破綻をしています(いまは表沙汰になっていないだけです)。
・金融でインフレヘッジは出来ません。
http://profile.allabout.co.jp/pf/tsukiji/c/c-39904/
渡邉 征男
歯科医師
1
少しずれるかもしれませんが...
はじめまして。千葉県で歯科医院を開業しています渡邉と申します。
30代のご夫婦ということで、同じ30代の歯科医師の立場で回答させて頂きます。
30代くらいから色々な体のトラブルが出てくることが多いです。歯科医療の立場では30歳くらいから歯周病のリスクが経年的にあがっていくことになります。さらには高齢者になりもっとリスクがあがり歯を失っていくシナリオが多くの方でできてしまっています。
歯周病は初期であればほとんど問題なく治癒しますが、中等度や重度になると治療が困難になり治療回数やコストなど無駄が大きくなっていきます。
また、喫煙者の場合は特にリスクが高く、たばこをやめることが歯周病の治療にも役立ちますし、ライフプラン的にも有効な手段です。
早いうちから定期的に口腔の管理をしていった方が快適な老後が過ごせる確率が高いと思われます。
口腔の問題だけではありませんが、規則正しい生活をしていき、悪くなってからの「治療」よりも悪くならないような「予防」の方がQOL(生活の質)が低下しないで済みますし、予防を推進した方が総医療費は安くなるというデータも多くあります。
多くの患者さんは40代、50代、60代になって症状がでてから慌てて治療をしますが、結局良い治療などにはコストや時間がかかります。無駄な出費を抑えるためにも定期的な管理をおすすめします。
口腔の健康を維持することは生活習慣病予防にもつながりますし、ライフプランに予防も加えて長期的な視点で費用対効果を考えてお金のマネージメントをすることは重要かと考えています。
日本人は世界的に考えても先進国の中では口腔に対する意識が最も低い国であると言われています。
同じ金額の物でもそれが本当にその価値があるのか?何年使用するのか?継続するものなのか?などなど貯蓄以外にも別の視点が必要では?といつも患者さんには伝えています。
ダラダラと記載してしまいました。余計な事でしたらすみません。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
長生きリスクに備えて
FP事務所マネースミスの吉野裕一です。
http://home1.catvmics.ne.jp/~you_y/
老後資金で良く言われるのは、60歳から夫婦お二人で1億円くらいは必要と言われます。
現在では段階的に老齢年金の支給が引き下げられて、今後は65歳からになります。
これに併せて、企業の定年退職の年齢も65歳までになる事も予測されますが、現在では定年退職は60歳で雇用延長や再雇用、再就職などで無収入の時期を乗り切ることを考えられている方も多くなっています。
統計ではゆとりある生活を送る為には、ご夫婦お二人で約38万円と言われます。
平均寿命は男性が79歳、女性が86歳と世界一です。
40歳の方の平均余命は男性の方で40年、女性の方は約47年となり、平均寿命より長くなります。
この期間をずっと38万円の生活費で過ごすとすると男性の平均余命まで必要になりますので、38万円×12ヶ月×20年で9,120万円が必要になる事になり、やはり1億円と言うのは間違いではない金額になると言えます。
ただこれは現在の貨幣価値での事ですので、インフレになればもっと必要になる事になりますね。
年金はあてにならないと思われていますが、国の年金は掛け金に比べていうと、とても割安な年金制度と言えます。
民間の保険会社などの個人年金商品などは営利目的ですが、国の年金は逆に掛け金だけではなく税金からも年金として支給されるのです。
最低限の年金として、国からの年金が受給できるように国や皆さんで維持出来るように心掛けたいですね。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
1
今の生活をベースに考えてみましょう。
はじめまして、札幌でFP業務をしています恩田と申します。
65歳以降を老後と考えますと老後まで30年近くの時間がありますので、未来を予測することはできませんので、老後生活を何パターンか想像してシミュレーションしてみることをお勧めします。
また、夫婦二人でゆとりある老後に毎月38万円必要というアンケート調査がありますが、今の生活費から大まかな数字を押さえた方がよろしいかと考えます。
今の生活をベースに老後資金の目安を計算してみましょう。
1.毎月の基本生活費(食費、水道光熱費など)を調べてみます。仮に25万円とします。
2.老後の生活費を計算してみます。65歳から老後生活を開始し、お二人とも85歳までの人 生を送ったとします。物価上昇を考えずに老後も毎月の基本生活費が25万円として計算 しますと、
25万円×12か月×(85歳-65歳)=6000万円 がなります。
これに、老後生活で楽しみたい趣味や旅行の費用をプラスしますと、大まかな老後に必 要な金額が見えてきます。
3.そこから、65歳以降もらえる毎月の年金額を差し引くと、ご自身で用意する必要な老後 資金が計算できます。ご夫婦で毎月20万円の年金を受け取れるとしますと、
(25万円―20万円)×12か月×(85歳-65歳)=1200万円 と趣味等に費用が老後に向けて
用意しなければならない資金になります。
実際は、生活費や老後をどのように楽しむかによって必要な金額が変わってきます。
また、何歳まで現役で働くかによっても老後に必要な金額が変わります。
老後生活をご夫婦で相談され、いくつかのパターンで、1~3の計算をしてみてはいかが ですか。
(現在のポイント:3pt)
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