対象:投資相談
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お勧めは考え方によって異なります
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かんぺ様 バームスコーポレーションの杉山と申します
最初に、日本のファンドであれば、目論見書に『全く配当を支払いません』と書いてあるものはありません。配当を支払わない⇒源泉所得税を支払わないことになり、課税の繰り延べになってしまうので許されていません。
実態は、配当を支払う間隔をできるだけ長く設定し(日本の場合、最長は1年)、できるだけ少なく配当を支払うとするタイプのもの(年1回配当のタイプ)と、逆に、配当を支払う間隔をできるだけ短縮し配当をより多く支払うタイプ(月1回配当のタイプ)に分類されます。
簡単な例で考えましょう。あるファンドが先月と当月5%の利回りであったとします。先月の始めこのファンドの基準価額は10,000円でした。
【配当を受け取る場合:各月で500円の配当を受け取ったとする】
先月 10,000円(月始)→10,500円(月末)⇒(配当を500円受取る)⇒10,000円
500円×(1-10%(税率))=450円
今月 10,000円(月始)→10,500円(月末)⇒(配当を500円受取る)⇒10,000円
500円×(1-10%(税率))=450円
殖えた資産は 450円+450円=900円
【配当を受け取らない場合】
先月 10,000円(月始)→10,500円(月末)
今月 10,500円(月始)→11,025円(月末)
殖えた資産は 11,025円-10,000円=1,025円
計算上は、配当を受けたらないほうが資産は効率よく殖えます。
ただし、「実際にお金として手元に戻ってきて初めて利益と考えられる」という考えもあるでしょう。「投資したお金はリスクにさらしているので、できるだけ早く元本だけでも回収したい」と考えるのであれば、配当をできるだけ受け取れるタイプが適しているでしょう。
評価・お礼
かんぺ さん
再度の回答ありがとうございます。
基準価格が下がったファンドで分配金を出す場合にも税金が掛かるのですね。
同程度のリスクで分配金の回数が少ないファンドに乗換えを検討してみます。
ありがとうございました。
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