対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資信託の分配金の効果について
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かんぺ様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
分配金を払い出す点の
投資成果についてお答えします。
原則、分配金の無いもの>一年一回の分配金>毎月分配の順で運用成績に現れます。
理由は、夫々のコストにあります。
0.分配金を支払わないことで、内部のコストが低くなり、税の繰延べ効果も得られます。
分配金を支払う場合には
1.決算をして(業務コストが掛かります)、
分配金を支払うための原資として、保有資産を現金化するため、売却用の売買手数料も掛かります。
2.税金を払い(株式型の場合10%の税金が掛かります)
税を支払うことで、その金額分が複利の運用から除かれてしまいます。
3.保有者への送金を行います(事務手続き及び通知書の郵送料)
上記のように、これだけのコストを負担するため、分配金の無い物の成果が高くなります。
もし、同一の銘柄で3通りの方式が選べる場合には、分配金なしをお勧めします。
既発の投信で長期間運用している場合は、当該銘柄の運用報告書にて運用成果が確認できます。
また、対象が同一の投資信託を比較する際には、コストの安い(信託報酬及び買付手数料)投信をお選びになることが、ご自身の運用成績向上に繋がる可能性が高くなります。
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