対象:投資相談
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税金とコストの差。
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はじめまして、FPの岩川と申します。
●<老後資金等の長期運用なら配当が無いものが望ましい>
上記は、税金の差から判断しているのでしょう。
分配型は、ご存じの通り、分配金に税金がかかります。
(損失により掛からない場合もあります。)
ご質問のとおり、どのケースが一番有利か?
・分配金なし(出さない)例分配金0円
・毎月決算分配型(再投資)例分配金100円×12回
・1年決算分配型(再投資)例分配金1200円×1回
「1年の運用成果」が全く同一のファンドと仮定しますと、
一番有利なのは・・・・分配金なし
次に有利なのは・・・・1年分配
最後・・・・・・・・・毎月分配
●分配金なしが有利な理由
毎月分配、1年分配は、分配時に「税金が差引かれ」、再投資されますが
一方で、分配金なしの場合は、分配金をファンドから出さないため、税金はかかりません。
単純な理由です。
●1年決算型と毎月決算型はコストの差。
同じファンドであれば、毎月分配型も1年分配型も、運用結果は同一です。
1年の運用成果が同一ですから、分配の回数に関係なく、1年で取られる「税金」に差は生じません。
つまり、資産の増減に差が生じるのは、分配時に関する「コスト」です。
ただ、大切なのは、運用期間、目的に見合った商品を合わせられるかどうか?
例え、運用効率が悪くても、目的に合っていれば、それは有利と考えることもできます。
乗り心地重視なのに、スピードの速いスポーツカーを
買っても仕方ありません。
投資では、このような事は、日常茶飯事ですから、くれぐれご注意を。
不明な点があれば、気軽にご質問ください。
評価・お礼
かんぺ さん
回答ありがとうございます。
>投資信託初心者の中には、再投資の回数が多ければ、逆に
>複利効果が高いと思われる方も結構います。
恥ずかしながら、まさにそんな場合もあると思っていました。
同程度のリスクで、年1回程度の配当のファンドに変更を考えてみます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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