対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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返済を優先されるようお勧めします
TOMOF 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資・運用の原則として、無リスクで得られるリターン(収益)より借入金の利子率が高い場合は、返済を優先されるようお勧めします。
なお、借入金返済は無リスクで運用益(利息)が得られる有利な投資対象とされています。
まず<個人向け国債は無リスクですが、利子率が借入金利子率より低いため、投資対象になりません。この場合は利子率の差額が逆ザヤとお考えください。
他の商品での運用にはリスクが伴います。
例えば、日本株式のリターンは6%ですが、リスク(標準偏差1)は21%ですので、マイナス15%〜プラス27%の範囲に入る確率が68%です。最悪ケース(標準偏差2)では、マイナス30%の結果も甘受する必要があります。そして期待リターンは6%ではなく、6%-無リスクリターンの1.72%=4.28%になり、リスクに対するリターンの率=シャープレシオは29%も低下します
国内外の債券と株式への分散投資でも、期待リターンは4.3%でリスクは8.7%です。この場合はリターンは2.58%に低下し、40%も低下します。なお、2.5%は
是非必要な生活費×6ヶ月+1年以内に必要な大口支出額、またはTOMOF様が生活防衛費としてお考えの1,000万円を残し、その他はローン返済に回される様お勧めします。
原則的では住宅ローン他借入金完済後の投資・運用をお勧めしています。
(期待リターンは企業年金連合会が公表している数値を使用しています)
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在夫婦共42歳共稼ぎで世帯年収が1600万円程度。
公庫住宅ローンの残債が1750万円(変動だが1.72% 2009年10月見直)、貯蓄が1650万円あります。
毎年100万繰上返済していて、昨年から繰上返済額を300万円… [続きを読む]
TOMOFさん (東京都/42歳/男性)
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