対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
回答数: 7件
回答数: 1件
ライフイベントに合わせた見直しの件
こんにちは、ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人です。
お尋ねのポートフォリオの見直しの件ですが、運用期間を十分にとれる場合は、株式運用を中心に、運用期間をあまりとれない場合は、債券運用を中心にという資産運用の基本的な考え方があります。
ですので、仮に結婚、出産の時期が5〜6年後だという場合には、現在の運用状況にもよりますが、可能であれば、その結婚、出産のための資金については、債券運用を中心に組み立てるべきだと思います。
余談ですが、最近は、年齢が上がるにつれて、自動的にリスクの低い債券運用を中心にポートフォリオの見直しが行われる「ライフサイクルファンド(ターゲットイヤー型)」なる老後資金の形成を目的としたバランス型ファンドも登場しています。
しかし、当然ながら、ライフプランは人それぞれです。必ずしも運用資金を老後資金として使い切るつもりの方ばかりではなく、例えば、親子で運用資金をリレーしていく考え方のある方もいらっしゃいますし、今回のように結婚、出産、住宅購入、教育などの資金として使いたいケースもあるはずなので、果たしてこのようなファンドを選ぶべきなのかは、個人的には疑問を感じます。
なお、その他にも、リバランスの論点などがあり、具体的には、キャッシュフロー分析に基づいて、投資アドバイザーと一緒に継続的にポートフォリオの見直しをされるのが理想的です。
回答専門家

- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在持っているポートフォリオを、いずれかのタイミングで見直しを検討しています。結婚、出産とさまざまなライフイベントがありますが、どういった基準で見直しをすればよいでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A