対象:お金と資産の運用
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20代の女性です。
生命保険の見直しと資産運用の興味があり、セミナーの特典として独立系のFPさんに相談しました。
私の現在加入している保険・預金
かんぽ生命 特別養老保険 月々5000円
預金合計 115万円
相談した結果、FPさんに勧められたのが、
・オリックス生命 新キュア
・アクサ生命 ユニットリンク保険(有期型)月々10000円
ということで、設計書も作成していただき入ろうかなって考えていました。
アクサ生命の保険に関してはなんだかいい話のようだけどどうなんだろうという感じで。。
ネットで保険のことなどを見ていると、あまりアクサ生命のユニットリンクはよくないよという口コミが多く、不安に感じています。
まぁ途中でやめたらいいかって感覚で2つとも保険に先日加入しました。
しかし、やっぱりユニットリンクのことがひっかかってしまい、これでよかったのかなぁと不安に思っています。
資産運用の知識はなく、しないよりかはした方がいいのでしょうけど、結婚、出産、親の介護とかいろいろ考えると近い将来のことも不安になってます。
せっかくお金を増やそうと思ってて、満期がきたら全然なかったらな嫌だなと思い、個人年金もありなのかなとか考えています。
まだ、日も経っておらず、お金と入金しておりません。
保険、資産運用に関してほとんど知識がないので、なにかアドバイスや意見などお聞かせ願えないでしょうか?
rosemallowさん ( 京都府 / 女性 / 23歳 )
回答:2件
釜口 博
ファイナンシャルプランナー
2
顧客目線のFPは、ユニットリンクをすすめたりはしません
rosemallow 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口でございます。
http://www.bys-planning.com
しかし、やっぱりユニットリンクのことがひっかかってしまい、これでよかったのかなぁと不安に思っています。
⇒その感覚は間違っておりません。
セミナーの特典として独立系のFPさんに相談しました。
⇒セミナーの特典の無料相談は、保険をすすめて保険会社からの手数料稼ぎのためです。
たぶんセミナー自体も無料では?
ユニットリンクで死亡保障も確保しておきたいという目的でしたらまだしも、
貯蓄目的でしたら、やめておくべきです。
この保険は、保険料のすべてが貯蓄にまわるわけではありません。
死亡保険に支払う保険料も、何割かはあります。
しかもその割合を明確にしていません。
そして保険募集人の手数料率はびっくりするくらい高いのです。
保険料の払込をしていないのであれば、まだ契約をしないという選択は可能だと思います。
もし死亡保障が必要ないのであれば、貯蓄目的で選択すべき金融商品ではありません。
もしユニットリンクのようなリスク性のある金融商品での運用が可能なのでしたら、
rosemallow様のようにお若い方は、資産分散が取れたグローバル型のインデックスファンドなどで
運用された方が賢明です。
rosemallow様がご自身の将来を考えた良い選択をされることを祈っております。
矢崎 雅之
ファイナンシャルプランナー
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投資信託運用型保険(変額保険)について
はじめまして、よろしくお願いします。
お尋ねの件は去年、私が回答した内容を
そのまま、引用させて頂きます。
この質問の商品はユニットリンクを想定したものです。
ご参考になれば幸いです。
注)下記の内容は毎月積立額10万円の設定になっています
↓ ↓ ↓
月額10万円を毎月積み立てる運用について私は生命保険の見地から
ご説明したいと思います。
効率的に10万円を積み立てる上で、
前提条件としては積立期間は20年から30年くらいとします。
このくらい長期になると銀行関係の商品は論外となります。
候補は積立投資信託と投資型積立生命保険になります。
投資型積立生命保険は保険料の一定分で保障と投資信託(特別勘定という)を
買い付けていくものです。
投資型積立生命保険は最初のうちは保障に回る部分もあり、
短期で解約すれば、大きな損になりますし、10年以内の
解約は解約控除があり、余計損です。
結構短期、中期で解約の恐れがあるならやめときましょう。
しかし、将来のリタイア後の生活資金の積立として
15年~30年という長期運用をお考えでしたら
投資型積立生命保険を推奨します。
運用に対して、投資信託は1年ごとの分配金があれば課税されますし、
換金した時の譲渡益に対しても20%の源泉分離課税をされます。
一方、投資型積立生命保険は運用益には非課税です。
換金した際の課税は
積立投資信託は譲渡益課税で運用益に20%の課税がありますが、
投資型積立生命保険は一時所得課税となり、
運用益から50万円を引いて、その残りの1/2に税率を掛けて
計算します。一時所得の方が課税金額は少額になります。
投資型積立生命保険は保障に回るコストがありますが、
投資型積立生命保険の投信の運用手数料コストは
積立投資信託よりも一般にかなり少額になっています。
長期になればなるほど、複利効果が高まり、
毎月10万円を25年も積み立てれば約4.5%で運用したとして、
約5,500万円くらいになります。この時点での累計払込額は3,000万円です。
この25年間で約4.5%での運用というのはある程度固く見た数字です。
また、仮に保険会社が倒産しても投資型積立生命保険は
特別勘定といって、運用している資金は保険会社にはなく
運用会社にあり、保全されているので安全に守られます。
それに長期運用という点からも、保険は内容をいつも気にするということは
少なくいつの間にか長く続くという性質がありますが、
証券会社の投資信託はどうしても値段が気になり価格チェックが
頻繁になります。その結果、3年から5,6年くらいで儲かったら
換金するか、うんと値下がりしたら換金するというケースが多いようです。
それから、重要なポイントとして、
値段が上がって、この辺で運用成果を確定しておきたいというとき
普通の投資信託なら一度換金して(手数料、税金を払って)から、
MRF(証券会社の普通預金口座のようなもの)か債券型の
値動きの極めて少ないタイプの投資信託を
再び買うということになりますが、とても不経済です。
投資型積立生命保険なら、例えば、値段が上がった積立金の外国株式型を
極めて安定した金融市場型にそのまま無料で移転するという芸当が出来ます。
つまり、将来、運用成果が上昇したところで、成果をそのままキープすることが出来るのです。
まとめます。
積立投資信託と違い、投資型積立生命保険は
○運用益が非課税
○換金時の税制(一時所得ということ)が有利
○長期継続運用に向く→10年未満の短期運用には不向き
○特別勘定の運用経費が安い
○死亡・高度障害保障に経費が掛かる→死亡・高度障害保障が付いている
○換金・再購入をしなくても、株式型から債券型へなどと商品内で積立金の無料移転が出来る
○ファンドの研究や資産配分など分からない初心者に向く
・・・・・
うーん、まだまだあるのですが、長くなってしまったのでこの辺にしておきたいと思います。
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ここまで。rosemallowさんのご健闘をお祈りします。
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