対象:投資相談
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かやはし 陽子
ファイナンシャルプランナー
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リスクの捉え方、投資目的等により異なります。
かやはし陽子と申します。
債券とは一種の「借用証書」です。
つまり、
資金を調達する側(お金の借手=国、都道府県・市町村、金融機関、事業者、外国政府等)が
債券を発行し、
資金を運用する側(お金の貸手=一般投資家・機関投資家等)が
この債券を購入。
と言った貸借関係が成立することになり、
貸借における金利(貸借料)等、様々な条件が提示、明示されるのが債券です。
“お金のやり取り”、すなわち”お金を融通する“一つの形だと言うことです。
発行者により分類しますと、
1、公共債(国・地方公共団体等発行)・・・国債、地方債等
2、民間債(金融機関・事業会社等発行)・・・金融債、社債
3、外国債(外国政府・政府関係機関、事業会社等発行)・・・外債
又、
債券投資のリスクとして、
1、信用リスク・・・信用低下や破綻・倒産等による債務不履行の可能性
2、価格変動リスク・・・金利上昇等による価格の変動(=価値の減少)
3、為替変動リスク・・・為替の変動による価格の目減り(円高円安等)・・・等があります。
その其々のリスクは、
其々の個人の属性等(性格・投資目的等含む)によって、
何をリスクとして捉えるか、どの程度許容できるか(受け取り方)は違って当然かと思います。
“個人向け国債”も、公共債のうち国債の1つの金融商品。
●満期償還まで保有すれば、
デフォルト(債務不履行)がなければ、預貯金などと同様に安全な貯蓄商品、
とも言えますし、
●途中売却する場合は、
金利上昇等による価格変動商品でもあります。
投資目的等を明確され、
上記リスクを十分踏まえて頂ければいいのではないかと思います。
個人向け国債商品概要↓
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/kojinmuke/index.html
「財務省」
ちなみに、
日本政府は借金大国!?残念な事ですが紛れもない事実のようです。
「国債及び借入金並びに政府保証債務現在高」に関する補足説明(平成19年9月末現在)
→http://www.mof.go.jp/gbb/1909hosoku.pdf 「財務省」
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この回答の相談
投資デビューとして、来月初めから募集が始まる「第10回個人向け国債」の購入を検討しています。元本保証、比較的高金利といいことづくめのように感じるのですが、デメリットはありますか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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