対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
-
国債投資のデメリット
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
個人向け国債での最大のデメリットは変動10年では1年間、固定5年では2年間中途換金ができなくなることだと思います。
定期預金では、金利が普通預金金利となってしまうことがあっても、途中で引き出すことができると思います。しかし、個人向け国債では原則それができません。
それと個人向け国債は中途換金の際に、変動10年は直近2回分、固定5年は直近4回分の利子相当額×0.8を返金しなければなりません。
つまり変動10年で1年丁度で、固定5年なら2年丁度で換金しようとすると、全く増えてないと言うことになります。
金利は多少高金利でもあくまで投資なので、長期やらなければメリットは薄いと言うことになります。
それと変動10年の場合、あくまで投資元本は政府が支払いを責任を持っておりますが、金利は半年ごとに見直されます。(利子の支払いそのものは責任を持ってます)その時、金利が大幅に低下して収益が思った以上にあがらない可能性もあります。
あとは現実味は薄いのですが、もし日本がデフォルト(国が倒産状態)になれば元本を含め資金が返ってこない可能性があります。
ただ金融機関が破綻した場合は、その権利は保護されますので返ってこないことはありません。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
投資デビューとして、来月初めから募集が始まる「第10回個人向け国債」の購入を検討しています。元本保証、比較的高金利といいことづくめのように感じるのですが、デメリットはありますか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A