対象:投資相談
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はじめまして。
今回初めてお世話になります。アドバイス頂ければ幸いです。
現在31歳、今回初めて資産運用にチャレンジしようと思っております。
資産は、ほぼ定期と普通預金に預けてある1,500万円ほどです。投資は過去にかじったことがあるくらいで、本格的にやるのは今回が初めてです。
目的としては、将来的にもまだ大きな支出の予定もなく特別の使途がないのですが、将来の不安に備えつつ、利殖を目的としてと考えおります。仮に数年後に住宅を購入する際でも別途積立をする予定でして、今ある貯蓄を使用することは考えておりません。
リターンとしては、年5~6%程度かそれ以上を目標としてポートフォリオを構築できればと考えております。方針としては、収益性を意識しつつも安全性にも注意を払っていければと思っています。
そこで、私なりに以下の案を考えたのですが、修正が必要な点やより良いお考えがございましたら、専門家皆様のご意見を頂ければ幸いです。
・大手都市銀行預金₋180~200万:臨時的な支出に備えます。
・ネット定期(短期)-200万
・日本国債₋100万円
・外国債券₋外貨建てMMFにて300万円:米ドル・ユーロ・豪ドル・ポンド等複数通貨で分散予定
・外国株式₋200万:主には海外ETFとアクティブファンドの利用
・日本株式₋300万から400万:2/3をETF(日経平均連動型のもの)1/3を3~4銘柄に分散
・その他(J₋REITなど)₋100万
個人的には、日本国債は元本保障される可能性は相当程度高いと思うのですが、利回りとしてはかなり低いと思いますので、ネット定期でも代替できるのかな?とも思われたのですが、他の回答を見ますと、日本国債を組み入れたポートフォリオを提案されている案が散見されましたので、加えてみました。
外国債券はFXで運用することも考えられるかと思いますが、FXの知識は正直あまりないので、もう少し勉強してからチャレンジしたほうがいいかと思い、外しました。
なお、複数の証券口座も開設し、まだ投資はしてませんが少しずつ資産を動かしつつあります。
まだまだ勉強不足の面が多々あるのですが、今後も研鑽し、いい運用が出来ればと
思っております。
宜しくお願いいたします。
Spyderさん ( 神奈川県 / 男性 / 31歳 )
回答:2件
目標リターンの設定などについて
Spyder様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
今回初めて資産運用にチャレンジされるとのこと、拝見しました。
これからは、国や会社に全てを頼れない時代になりますから、真剣に資産運用のこと、学ばれるとよいと思います。
もちろん、私自身も日々、相談者の皆さまと一緒に学んでいるところです。
さて、ご検討されているプランですが、基本的なことはよく理解されており、わるくはないと思います。
ただ、目標リターン年5~6%が本当に必要かどうかは、一度、ライフプラン・シミュレーションを実施して、検証してみる必要があります。
目標リターンを高く設定すれば、必ずそれに見合ったリスクをとらされるのが投資の大原則です。
なお、ここでいうリスクとは、例えば、「振れ幅」のことを言います。
年5~6%を目指すとすれば、その分、とるべきリスク(振れ幅)は大きくなります。
例えば、この3ヵ月間で、+30%以上も値上がりした日本株の投資信託などもあります。
この期間だけ見れば、月利10%以上です。
ただし、3ヵ月で+30%以上も上昇するようなファンドは、下方向に振れた時も、そのレベルで考えておく必要があるということです。
つまり「タダ飯はない」ということですね。
したがって、投資で成功するためには、心理的な面も含めて、このリスクとどう向き合うかかが、ひとつのカギになります。
いずれにしても、予定の資金をまとめて投資するのではなく、理解のペースに合わせて、少しずつ始めてみるとよいと思います。
以上、ご参考になれば、幸いです。
評価・お礼

Spyderさん
2013/01/22 23:12森本様
ご回答頂き、ありがとうございました。
リターンに見合ったリスクが伴うというのは、おっしゃられる通りですね。
将来設計含めて、見直したいと思います。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
期待リターン5~6%は極めて高いリスクになる.資産配分が必要。
Spyder様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
初めに、現下の状況では、期待リターンが5~6%を希望された場合、大きなリスクをとることになります。
ご提示いただいた配分案を1500万円として、日本株式に400万円、外国株式に200万円、外国債券に300万円、日本債券に200万円、預金等の短期金融資産に400万円で試算しますと、コスト抜きの期待リターンは3.5%です。実際にはコストを差し引いた運用リターンは2.5%以下と推察いたします。
また、標準偏差2のケースでは、単年度で約200万円の損失が予想されます。
Spyder様がお考えに為られた、期待リターンを5~6%とすると、コストを最小の1%に抑えた場合でも6%~7%が必要です。リターンを7%として試算すると、国内外の株式への配分が90%を超えます。従いまして極めて大きなリスクを取りたいとお考えに為られている事と同義の要望です。
私の持つ資産配分ソフトは一部銀行でも使う有料ソフトです。制作会社は投資をしている人であれば、誰でも知っているイボットソン・アソシエイツ・ジャパン社です。
単年度だけで5~6%の期待リターンを得る可能性はありますが、少なくとも5年、10年で考える長期運用では、2~3%程度のリターンが残れば良いとされる時代です。
期待リターンだけを謳っている金融商品に派、大きなリスクが隠れています。また、多くの金融商品の想定リターンは、コストが引かれていませんし、為替も考慮されていません。
個人投資家の期待リターンに想定されている儲けた収益率には、外貨建てでも、円でお考えに為りますから、為替の影響があり、購入する際の手数料だけでなく、売却の際の費用、往復の為替手数料、管理費用及び投資信託の場合には、信託報酬が掛り、中にはオプション料の加わる者も在ります。そして利益が出れば税金を支払う事になります。
宜しければ、これらの値は気を含む相談に与ります。
知識習得と、実際のアロケーションをどのように組むのか、その前に15の質問にお答え頂くスタイルでアドバイス致します。
補足
このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、ご相談者または読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本回答・コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
評価・お礼

Spyderさん
2013/01/22 23:26吉野様
ご回答頂き、ありがとうございました。
過度に高いリターンを設定いたかもしれず、事前検討が不十分でありました。
そうですね、時期を見てファイナンシャルプランナーの方に相談することも考えていきたいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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