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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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個人向け国債の2種類の内容と留意点
ご質問者様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
個人向け国債は元本保証された、優れた商品ですので投資デビュー相応しいと考えます。大きなデメリットはありませんが、下記の点を考慮の上ご購入ください。
個人向け国債は、10年満期の最低保証適用利率(0.05%)付変動金利型国債と、5年満期固定金利型国債の2種類があります。
10年変動国債の適用利率は 半年毎に実勢金利を反映した基準金利(年間利率)-0.80%として設定されます。この0.80%を将来の金利変動の管理費用と捉えれば、半年遅れで実勢金利に追随しますので、金利変動に対応した商品としてお勧めします。
5年固定金利国債の適用利率は基準金利-0.05%で当初に設定され、5年間変わりません。但し、途中解約の無い資金でしたら、毎月発行される利付国債5年があります(基準金利の基になります)。-0.05%がない分此方お勧めです。ただ、この国際は中途解約が出来ず、売却が必要になりますので売却損の可能性も有ります。これも若しもの為の費用と捉えれば大きなデメリットではありません。
個人向け国債は、中途解約が可能で、10年変動は1年後から直前2回分の利息(税抜き)を額面+超過利子から引かれて入金されます。5年固定は2年後から直前4回分の利息を引かれて戻りますので元本の毀損はありません。
ただし、1年又は2年間の解約停止期間中に緊急な資金が必要になった場合、資金が使えないことがデメリットになります。もし、1、2年の間に資金需要が予想される場合は、円のMMFをお勧めします。MMFは購入後1ヶ月経ちますと、手数料なしで解約が可能です。運用対象は短期金融商品で、主に公社債投信ですのでリスクは低い商品です。利回りは運用会社で異なりますので確認してご購入下さい。
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この回答の相談
投資デビューとして、来月初めから募集が始まる「第10回個人向け国債」の購入を検討しています。元本保証、比較的高金利といいことづくめのように感じるのですが、デメリットはありますか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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