対象:ペットの医療・健康

Re:高齢犬の乳腺腫瘍と自壊について
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質問に対する回答をさせて頂きます。
1 自壊部では細菌感染が起きやすく、また持続的に少量の出血や炎症が続くため貧血や低アルブミン血症になることが予想されます。このような場合、生活の質や生存期間に悪影響を及ぼします。
2 自壊は死に直結するものではありませんが、その痛みが動物のストレスになりますし上記のように一般状態の悪化へつながります。また強い悪臭の原因となり飼い主様も不快に感じることがあるでしょう。
おっしゃるように高齢の個体では若齢に比べ手術のリスクは多少高くなります。しかし今にも自壊しそうであり転移が現時点で見つかっていないのであればば手術を第1に検討したほうがよいでしょう。麻酔管理がしっかりできる動物病院を選ぶことで手術のリスクを軽減できます。
まずはセカンドオピニオンとしてかかりつけ以外の動物病院の診察をうけましょう。しっかり獣医師と相談して治療方針を決めることが動物の為になりますし、飼い主様が後悔をしないことにもつながります。
評価・お礼

ミルとリン さん
2011/03/09 09:02
●●先生、ご回答ありがとうございました。
●●先生には2009年に乳腺腫瘍の手術直後に亡くしてしまったマルチーズのリンの時にもご回答を頂きました。その節はありがとうございました。そのせいもあって手術に対する恐怖心から切除手術はせずにときたことが今の状態につながってしまい、結果ミルにとってつらい思いをさせてしまうこととなり後悔ばかりです。自壊部のおこりうる症状、ミルの負担よくわかりました。色んな先生方の意見をうかがい判断いたします。
ありがとうございました。
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ミルとリンさん (京都府/35歳/女性)
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