対象:マナー
佐野 由美子
ビジネススキル講師、マナー講師
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併せて素直にお詫びの言葉を。
小夏さん、こんにちは! おつかれさまです。
確かにお客様に「お断り」する時の言葉づかいには、とても神経を使いますよね。
私もこれまで、レストランの接客現場や予約のお電話をお受けする際に、上手く誠意が伝わらないで、相手の気分を害してしまった経験があります。
どうしてもお客様のご希望に添えない時には、
「大変申しわけございません。あいにく・・・」
「ご希望にお応えできなくて大変恐縮ですが・・・」
「このたびはお役に立てませんで大変申しわけございません」などと
まずは素直に心からのお詫びをお伝えしています。
やはり、どんなにわかり易いからといって、「できません」とは言わないようにしています。相手の気持ちになったら、あまりにもそっけなくストレートすぎる否定になってしまいますから。これは避けた方がいいですね。
そしてもうひとつ大切なのは、そのままのご希望に添えなくても、可能な限りの代案をご提案させていただく姿勢です。
「もしよろしければ、こういうやり方もございます」
「このようなかたちでしたらご用意できます。(ご利用いただけます。) いかがでございましょうか? 」 など。
「何故できないのか?」の理由があれば、お伝えした方が納得いただけますね。
お客様の立場になって、出来る限り親身なご提案を差し上げられれば、たとえご意向に添えなくとも、お客様を苛立たせてしまうことは減るはずです。
「致しかねます」と言う時には、必ず誠意を込めた「素直なお詫び」の言葉をセットで使ってみてください。
これからも小夏さんの温かい対応を応援しています!
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この回答の相談
お断りするときの言い方について質問があります。
私はお客様にお断りするときに「~致しかねます」と言っているのですが、「それって、できるの?できないのどっち?」と言われることがあります。
社… [続きを読む]
真夏の小夏さん (島根県/43歳/女性)
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