対象:住宅・不動産トラブル
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松野 絵里子
弁護士
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遺産分割調停で最終的な解決を
弁護士の松野絵里子です。
相続人の現住所などは弁護士がさがすことができます。
そのうえで遺産分割協議書を作成することになりますが、それでうまくまとまらないと遺産分割調停をすることになります。
調停は他の相続人らを相手にして申し立てます。弁護士に依頼すれば貴方の利益を保護して調停に一緒に行ってくれますので安心ですけど費用がかかってしまいます。弁護士費用を払わないで、本人のみで行うことも可能です。
調停では、調停委員が事情を聞き、必要に応じて資料等を提出し裁判官がそれを見たり、必要なら鑑定をして不動産価格などを明らかにしていきます。各当事者がそれぞれどのような分割方法を希望しているかを明確にして、みんなが合意できる解決案をだしてくれ、話合いでまとめようとします。
これでも話合いがまとまらないと、調停不成立となります。そして、審判手続というものになり(この時点では弁護士はいたほうがよいでしょう。)、裁判官が、遺産となっている財産や、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮して、審判と呼ばれる判断をします。
遺言がなければ法定の相続割合でみなさんで相続しているわけですので、早いうちに解決しておかないと、将来建て替えもできなくなりお子さんの代が困られると思います。
(現在のポイント:-pt)
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