対象:心の病気・カウンセリング
よろしければ、お試しになってみてください
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56rinさん
はじめまして、心理カウンセラーの田尻と申します。
> 精神科の医者はカウンセリングは必要ないといわれていますが、
> 20年ぐらい前にあった中学の同級生が殺された事件をどうしても忘れられないのです。
> 未成年の同じような事件や加害者に関する事件を思い出すようなことがあると、
> 吐いたり、食欲不振になったり、過呼吸になったり、不眠症のような状態になります。
そうでしたか…これまで20年間も苦しんでこられたのですね。
さぞかし、お辛かったでしょうね。
> 精神科では避ければいいとしか、言われていません。
避けられないときがあるから困っていらっしゃるのですよね。
> どのようにすれば、改善されるか、
はい、いくつか効果の望める方法がございますので、よろしければお試しになってみてください。
(できるだけ「楽にできそうな」方法をお試しください)
方法その1:
これはブリーフセラピーと呼ばれるカウンセリングの手法です。
これまでの20年間の間、未成年の同じような事件や加害者に関する事件を思い出すようなことがあっても嘔吐・食欲不振・過呼吸・不眠症の症状が「起こらなかった」あるいは症状が起こっても「普段よりも程度が軽かった」というようなことは一度でもありませんでしたか?
(ゆっくりと時間をかけて思い出してみてください)
もしそのような時があれば、そのときはなぜ症状が起きなかったり軽かったのか、何が役に立ったのか考えてみてください。
そしてもし役に立ったことが見つかれば、今度また事件を思い出してしまうような状況になったときに、その役に立ったことを実行してみてください。
かつて役に立ったように今回も役に立つはずです。
補足
方法その2:
これはナラティブセラピーと呼ばれるカウンセリングの手法です。
まず、これはとても大切な儀式ですから、それに相応しいできるだけ立派な紙かノートを用意してください。
そして(お辛いことでしょうが)20年前の事件について「できるだけ詳しく」書き留めてください。
続いて書き留めた内容を「本当はこうだったら良かったのに」と思えるような、56rinさんにとって「心の底から安心できたり満足が得られるような」内容のストーリーに書き換えてみてください。
そして書き換えられたストーリーから感じられる安心感だったり満足感を意識的に体全体で感じてみてください。
この方法で楽になられた方が数多くいらっしゃいます。
方法その3:
これは「変化の第一歩」という本の24ページに書かれていたことですが、辛い出来事について毎日15程度書き留めることを続けることで多くの方の辛さが軽減したそうです。
※もしこれらの方法について何かご不明な点がございましたら、オールアバウトのメール機能をご利用いただくか、次のメールアドレスまで直接お尋ねいただけますでしょうか。
dream-seeker@fq.holy.jp
> どのようなものが専門のカウンセラーが自分に合うのか、教えてください。
はい、ご紹介させていただいた方法の他に私の知る限りでは「行動療法」「EMDR」というカウンセリングの手法が、56rinさんのようなお悩みには有効と思われます。
以上、何かのお役に立てば幸いです。
くれぐれもご自愛なさってください。
最後に手前味噌で恐縮ですが、私のカウンセリングと夢分析のHPについてご案内させていただきます。
もし私で何かお役に立てそうなことがございましたら、どうぞ何なりとご相談いただけますでしょうか。
では、くれぐれもご自愛なさってください。
心理カウンセリングの部屋
http://oneiromancy.holy.jp/blog/
夢占い・夢診断・夢分析の部屋
http://dream-seeker.holy.jp/blog/
評価・お礼

56rin さん
症状が軽かったのは絵を描いたり、美術的なことをやっているときです。
回答ありがとうございます。
MACの普及により、就いた職業(印刷関係)は廃業(倒産)となり、今はDTPです。
当時家にお金を入れていたため、イラストレーターやフォトショップ、MACを買う余裕が無く、ほかの職種につきました。そうしたら、ばーちゃんは死に、母は交通事故にあい、私は監視されている、はくで、精神科受診です。
田尻 健二
56rinさん
コメントありがとうございました。
> 症状が軽かったのは絵を描いたり、美術的なことをやっているときです。
絵を描いたり、美術的なことをやっているときは症状が軽くなるのですね。
もしかしたら絵を描いたりされることは、56rinさんに精神的にとても良い影響を及ぼすのかもしれませんね。
(そうならないことを願いますが)もし今度また不意に事件のことを思い出されてしまうようなことがありましたら、そのときは絵を描いたり、美術的なことを試してみてください。
もしかしたら仮に症状が起こったとしても軽くしてくれるかもしれませんので。
> MACの普及により、就いた職業(印刷関係)は廃業(倒産)となり、今はDTPです。
DTPでしたら恐らくかなりハードな職場ですよね。
実は私の前職もDTPでして、毎月150時間以上の残業をして結局、肉体的にも精神的にも限界を感じて辞めてしまいました(すみません私事で)。
> 当時家にお金を入れていたため、イラストレーターやフォトショップ、MACを買う余裕が無く、ほかの職種につきました。そうしたら、ばーちゃんは死に、母は交通事故にあい、私は監視されている、はくで、精神科受診です。
いろいろと災難が続き、お辛かったでしょうね。
補足の部分、回答後に読ませていただきました。
そこであくまで私の感じた個人的な印象ですが、いろいろと人間関係で辛い思いをされてきた56rinさんには、もしかしたら傷つけられた心の部分を癒すようなカウンセリング、例えばゲシュタルト療法のようなイメージ療法も効果が見込めるような気が致しました。
またカウンセラーの選択につきましても56rinさんから見て、できるだけ信頼が置け、安心して話ができそうな方を選ばれた方が、よりカウンセリングの効果が高まるように思えました。
その際のカウンセラーの選び方についてですが、ほとんどのカウンセラーはHPを持っていますので、そこに書かれている文章からそのカウンセラーの人となりをご判断いただければと思います。
(オールアバウトのプロフィール欄やQ&A・コラムも参考になると思われます)
以上、56rinさんにとってより良いカウンセラー選びの一助になれば幸いです。
では、くれぐれもご自愛なさってください。
回答専門家

- 田尻 健二
- ( 東京都 / 心理カウンセラー )
- 心理カウンセラー・産業カウンセラー・夢分析家
お望みの人生の変化への効果的なお手伝いが私の仕事です
お客様のお悩みの解決や心理的な苦痛の解消・軽減のお手伝いだけでなく、お客様が望まれる人生の変化への効果的なお手伝いができたり希望を持っていただけるようなカウンセラーでありたいと思っています。専門領域は自己愛です。
(現在のポイント:-pt)
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精神科の医者はカウンセリングは必要ないといわれていますが、
20年ぐらい前にあった中学の同級生が殺された事件をどうしても忘れられないのです。
未成年の同じような事件や加害者に関する事件を… [続きを読む]
56rinさん (千葉県/39歳/女性)
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