対象:心の病気・カウンセリング
結婚して10年。夫と離婚したいと思い初めてから3年の歳月が経っています。その頃は、子供が高校生になるまで我慢しようと思いいつか離婚できる日を楽しみに日々の生活を送っておりました。
しかし、1年程前に夫が膠原病にかかり、そのせいか3ヶ月程前から鬱病となり職場から鬱病のため長期休暇を言い渡されました(その間、今までの給与の6割は支払われるのですが)。
もともと早く離婚したいと願っていただけに、今の状態はかなり辛く、「鬱病患者を否定してはいけない」という固定概念から夫のお願いを聞いてあげていました。
そのお願いは、私としてはかなり苦痛なお願いであり、そのこともあって、以前よりも夫に対しての拒否感が強まり、今では同じ空間で過ごすことが苦痛でなりません。これまで、私自身が態度を改めて普通に夫に接してみようと努力してきました。ですが、やはり態度がぎこちないようで、夫から「違う!」と指摘を受けるだけでした。もう、これ以上一緒に暮らすことに耐えられません。ですが、夫と話し合いをしようとしても「離婚するなら、生きている意味がないから死ぬよ。子供達を宜しく。」と言われてしまいます。夫が「死ぬ」という言葉で私を引きとめようとしていることは分かっているのですが、もし0.1パーセントでも本当に自殺する可能性があるのかもしれないと思うと、どうすれば良いかわかりません。夫のカウンセラーの先生は、家庭の不和を直す必要があると言います。でも私はもう限界なんです。
もし、私が離婚をはっきりと口にし、強制的に別居しても大丈夫なのでしょうか?本当に自殺などしたりしないのでしょうか?
りんりん0920さん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
回答:2件
鬱病の夫と離婚したい
ご主人が膠原病・鬱病になってしまわれたものの、以前からの「離婚したい」という思いが強まり、耐えられないとのこと、心よりお見舞い申し上げます。更にご主人からは「死ぬ」という発言もあるようで、重ねてお見舞い申し上げます。
可能ならばこれを機会に、ご夫婦の問題を明確にして、よくお話し合われることが望まれます。しかしご主人が奥様と離れたくないばかりに、自殺まで口にするようでは、奥様の人生に苦痛が続くことでしょう。
つきましては、別居・離婚を進める際に弁護士にご相談してはいがでしょう。一時の感情的な問題ではなく、熟慮した上での決断として法的な手続きの上で、別居・離婚を勧めていくことをお勧め致します。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com
回答専門家

- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
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菅野 庸
院長・医師
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病気の場合
まずは一般的に精神的な病気に罹ったことを理由に離婚をすることは、これまでの数例からかなり困難です。
これは弁護士を入れて離婚できたとしても、かなり慰謝料などで分が悪いでしょう。それでも、お金は関係ない、あるいはご職業をお持ちであれば、生活力があるとすれば別でしょうが。
さて、あなたの場合、こうご自身で書いていますね。
「離婚するなら、生きている意味がないから死ぬよ。子供達を宜しく。」と言われてしまいます。夫が「死ぬ」という言葉で私を引きとめようとしていることは分かっているのですが、もし0.1パーセントでも本当に自殺する可能性があるのかもしれないと思うと、どうすれば良いかわかりません。
この文章をすると、自殺する可能性があるのなら離婚できないということでしょうか。
自殺したら自分に責任がくるからでしょうか。
そう考えているなら、たとえ弁護士を入れてもかなり離婚は困難でしょうね。だって、相手も弁護士をつけて、離婚したら死ぬといっていますといわれたらどうします?
それは相手の勝手で責任がないので離婚しますと言えるまでは、話が進まないと思います。そのためにはまずはあなた自身が別居ではなく実家に当分帰ってみたらいかがでしょう。
誰のことを信じて生きてきたのか、誰のためにこれから生活するのかを、じっくりと考えてみることです。
人生をきちんと見直すことです。やり直せます。
弁護士さんに離婚したいといっても実際はすんなりそうですかとは行きません。夫婦関係調整の「調停」があり、そこで合意なければ「裁判」になります。裁判になる場合、調停だけでも短くても半年以上かかる場合が多いようです。お子さんがいらっしゃるので親権、養育費も話し合いが必要になることが多いですね。
(現在のポイント:-pt)
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