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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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円高が定着すると何が起こるのか

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くらしを守るマネー管理術 FP森本直人は、こう考える

最近、事務所の近くに“デフレの自動販売機”を見つけました。

通常120円の缶コーヒーが80円で売られています。

仕事柄、120円→80円という数字をみると、
どうも、ドル円の為替相場を連想してしまいます。
(実際に円高還元なのかは、定かではありません)

それは、ともかく最近は、円高・デフレが進行中です。

日米で金利水準が同程度なので、構造的に円が選ばれている状況です。

ちなみに、一般勤労者の方にとって、一番怖いのは、
円高・デフレで、給料が下がっていくことです。

2007年の1ドル=約120円が、2011年に約80円ですから、
理屈としては、4年間で、年収600万円から400万円に下がっても
不思議ではないことになります。
(米ドル換算では、どちらも5万ドルになるため)

このような状況ですから、貯金がほとんどない状態で、
ローンを組んでの住宅購入は、本当に慎重に考えた方がよいと思っています。

消費税アップの前に購入したい、とのお考えもあるかと思いますが、
裏を返すと、消費税アップで、生活コストも上がってしまうのです。

住宅を購入する場合は、頭金の準備が大切です。

一方、年金生活者の方は、貯金のある方が多いですし、
円高・デフレでも、それほど収入は下がらないので、比較的安心です。

この場合、逆に怖いのは、円安・インフレですね。

今の年金制度は、デフレに強くインフレに弱くなっています。

なお、FPとしては、みなさんに金融商品をツールとした
リスク管理をおすすめしたいです。

例えば、円高に対する個人レベルのリスク回避については、
難しいと思われるかもしれませんが、いちおう手段としてはありました。
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くらしを守るという視点からのリスク管理です。

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