おはようございます、今日は東方教会系でのクリスマスです。
以前、東欧に行ったことがありますが、なかなか独特な雰囲気でした。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
複式簿記における差額概念として、利益や資本について簡単に紹介しました。
この「利益」と「資本」という2つの言葉は、非常に強く関係しています。
以前にも簡単にご紹介をしていますが、営利企業の究極的な目的は「利益の獲得」です。
つまり、保有している資産負債を活用し、最大限の利益をあげるべく努力するわけです。
そして利益が獲得され続けると、資本が充実していきます。
利益=収益と費用の差額で計算され、資本を充実させていくもの
資本=資産と負債の差額で計算され、事業活動の結果得られた利益により積み重なっていくもの
実際には資本を充実させる方法は他にもありますし、あとは配当のように資本を直接流出させる取引もあります。
しかし、基本的にはこの考え方にそって会計帳簿を読んでいけば、そこまで大きな読み違いはしません。
別の言葉で言い換えると
・企業の価値は、保有している資本を用いて、どれだけ効率的に利益を獲得しているか
ここに集約されるともいえます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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