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物価上昇と借金

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おはようございます、ついに今日から消費税のインボイス制度が始まります。
消費税の大改正、ありとあらゆる人に絶大な影響を及ぼす、過去最大級の税制改正です。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
物価上昇時における事業投資の重要性について、主に人件費の観点から触れていきました。


次に考えてみたいのが、借金の取り扱いです。
物価上昇時において、借金をするということは、どのような意味を持つでしょうか?


一般的な経済学でいうと、物価が上昇すると、金利も引き上げられていきます。
金利が引き上げられるということは、借金をするための費用(支払利息)が増えるということです。
また物価が上昇すると、預金や借金の価値は、相対的に減少していくことになります。
つまり、これから物価が上昇していくのであれば


・早めに借金をして、安い金利で資金を確保しておく
・その上で事業や金融投資を行い、自分の資産を増やしておくことが求められる
・借金の評価は、物価が上昇するに従って、相対的に下がっていくので、楽になっていく


こんな感じの理屈を構築することができそうです。
実際、この手の話をする人もいますが、これ、ほんとうにそのまま信じても良いのでしょうか?


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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