おはようございます、今日は立夏です。
今年も夏に向けた動きを感じだす時期が来ました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
株式投資を念頭に、現預金の流れという原初的な情報の活用方法を考えてみます。
以前にも触れていますが、現代の経済において「収益」や「資産」というものは、
その存在自体が非常にあやふやなものです。
なにかの価値が上がれば収益が計上されるわけですが、ではその価値、
ほんとうに信用して良いようなものなのか?
これが現代経済における一番の課題とすら言えます。
場合によっては、悪意を持ってその数字をごまかすことすら可能です。
そんな中で、現預金の流れというのは、案外とごまかすのが難しいのです。
例えば「口では色々と景気の良いことを言っているけど、なんかお金、減っていない?」
なんて状態の企業があるとしたら、みなさん、どう思われるでしょうか?
そして、企業が倒産する理由はたったひとつ。
手元のお金がなくなった、です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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