- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
さて、いよいよ16日の衆院選投票日が迫ってきました。
自公が票を伸ばしているようですが、「結果」はふたを開けてみなければわかりません。
果たしてどのような政権が誕生するのか。。。
まずは、絶対に投票にだけは行きたいですね。
さて、ここにきて、いわゆる政府系ファンド(SWF)の資産が増加しています。
政府系ファンドとは、国の管理する外貨準備金などを活用して、国益の為に、中長期的な視点で投資を行うファンドのことです。
今まではオイルマネーに潤う中東や貿易黒字の中国などの動きが目立っていましたが、ここにきて、アジアやアフリカなどの資源国でも設立が続いています。
今年9月末には、4年前の3割も資産残高が増え、5兆1350億円(約426兆円)にまで膨らみました。
世界の主な政府系ファンドを見てみると、
ノルウェー政府年金基金 6562億ドル
アブダビ投資庁 6270億ドル
中国国家外貨管理局 5679億ドル
サウジアラビア通貨庁 5328億ドル
クウェート投資庁 2960億円
などと、その規模は拡大しています。
日本においても、今まで政府系ファンドの設立を望む声がありましたが、「国民から預かったお金でリスクの高い投資はできない」などといった理由から見送られてきました。
ただ、今の日本の現状を考えると、何も考えず、ただ「日本国債」を購入しているだけの方が、よほどリスクが高まっているのではないかと思えてしまいます。
有効に「国際分散投資」を行うことによって、今後の日本の再生に必要な「円安誘導」にも、少なからず貢献することが出来るため、ここは日本も本格的に検討を進めてもらいたいと思います。
どの政党がどのような形で政権運営を担うのかは、まだわかりませんが、「円安誘導」による「景気回復」は、“日本再生の必須テーマ”ですので、様々な手段を用いて、実現してもらいたいと思います。
それでは、今週末も穏やかな日々となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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