前回からの続き、融資について。
セーフティーネット系の融資を活用することの危険度を考えています。
そもそも、手元のお金が足りなくなっていること自体が不味いのです。
つまり商売をしているのにお金が手元に残せていないわけです。
事業というのは(どこからスタートと考えるかは議論があるとして)
・売上をあげて
・そこから利益を計上して
・利益から現預金を確保していく
・確保した現預金を使って税金なり借金返済もする
この流れが構築できていないということは、事業として継続が
できないことを意味します。
もちろん事業環境の急激な変化(例えば3.11など)によって
一時的にそうなってしまうようなことはあり得ます。
しかし、環境のせいにして商売が出来るならば苦労はありません。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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