睡眠専門家のストレス対処法　３３　責めても人は変わらない

【はじめに】

◆　みなさん！　不眠が起こる大きな要因の一つとして、ストレスがあります。

ストレス解消法などをストレスコーピング（対処法）といいます。

　私は、認知行動療法、交流分析などの心理療法のアプローチを、睡眠改善コンサルティングに活かしていますが、その前提に、「カウンセリングの傾聴スキル」「コーチングの質問スキル」　があります。

　特に、ここでは、職場で活かすコミュ二ケーションとしてのコーチングとして、ストレス軽減に役立たせてほしいと言う思いで、エッセンスをお伝えさせていただきます。

 ◆　私は、不眠になる前の予防として、もしくは、なったとしてもストレス対処法として、セルフコーチングが有効だと考えています。

一つだけ読者の皆様にお願いがあります。

「必ず、何か一つ、何でもいいので行動してみてください。」

　　　　　そこから、見える風景が変わります。

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今回は、「　責めても人は変わらない　」　です。

 　◆　他人が外から働きかけて、相手の性格や人格を変えることはできません。　むしろ、自分が責められている、攻撃されていると感じると、人は防衛的な反応をおこし、かえって、頑なに自らを正当化しようとするものです。よく、そんな場面は、目の当たりにしたり、経験されたりしていると思います。

　　「相手の行動を変えるために大切なことは、相手にアドバイスをうけとってもらうことで、ぶつけることではないということです。ぶつけると、かえって逆効果になります。」