神奈川県横須賀市の事業用逆ザヤの任意売却

神奈川県横須賀市の任意売却
「無惨です。なんでこんなに苦しまなければならいないのか」

相談者の言です。
8世帯のアパートですが、
この神奈川県横須賀市の方が購入以来、
一度も外装の手直しをしていません。

というか出来なかったのです。
何故なら、
毎月手持ち金の中から追金をして返済していたのですから、

外装費など捻出のしようがありません。
今年で70才です。
まだ、20年もローンが残っています。
払い終わる頃には90才です。それまで、

少ない年金の中から追金して毎月支払うのは、
どう考えても虚しいし、
おかしな話になってしまいます。

「このアパートさえ買わなければ」

と後悔の日々を送られた挙句に、
わたしへの相談となりました。

神奈川県横須賀市の方は、
わたしへの相談の前に

法律事務所の弁護士さんへ
相談に行かれたそうです。
その弁護士さんは話をし終わらないうちに
「自己破産すればいいでしょう」
とにべもなく言われたそうです。

しかし、
この神奈川県横須賀市の方は
自己破産するわけにはいかないのです。
何故なら、
別にローンが残っている自宅があるからです。
自己破産となればその自宅も
任意売却か競売にしなければならなくなり、
このような高齢で追い出されてしまうのです。
神奈川県横須賀市の方の話によると
はじめは節税対策という触れ込みで
銀行がプロパー融資してくれたそうです。

というよりこのアパートの話を持ち込んだ銀行員は
損はないから借りて欲しいと、

頼み込まれたのだそうです。
今ではこのような融資は問題になるでしょうが、
当時はどこの銀行も金余りで
とにかく手当たり次第に融資していましたから、
普通の日常のことでした。

当時の購入価格は8000万円です。
途中でリスケ（リスケジュール）をしてしまったので
70才になった今でもまだ、

5400万円あまりのローンが残っています。
任意売却価格はなんと1500万円足らずです。
当初の一部屋の家賃は7万円、今は3万円です。
半分以下に下がってしまいました。

しかし、
皮肉なことに震災前は
常に半分は空室だったものが震災以降は、
満室になりました。

賃貸の不動産屋さんの話では、
震災以降は、このような低家賃のアパートは、
節約志向のお客様に人気が出ているのだそうです。
神奈川県横須賀市の方のアパートは、
現在は購入希望者が現れて、
ローンの審査中です。
この価格でのローンなら
利回りから計算しても21％強ですので、
5年で返済できてしまいます。
今、購入される方はかなりお得なお買い物です。
5400万円も残っているローンの担保を
1500万円で外してくれるものでしょうか？

大丈夫なのです。
銀行は3000万円の損切りには
応じてくれているのです。
それが任意売却です。
どうか逆ザヤで毎月持ち出ししながら
ローンの返済をしているという方は、
無理をなさらないでください。

任意売却という方法もお考えください。
自己破産することなく解決できる可能性があります。