任意売却での失敗とは、、、 - 住宅・不動産トラブル全般 - 専門家プロファイル

木原 洋一
株式会社ライビックス住販 代表取締役社長
不動産コンサルタント

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対象:住宅・不動産トラブル

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任意売却での失敗とは、、、

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任意売却

任意売却での失敗とは?
どの様な結果のことをいうのでしょうか?

任意売却できなければ失敗でしょうか?

通常の任意売却は住宅金融支援機構(旧公庫)

・住宅ローン信用保証
・債権回収(サービサー)などの債権者は
ある一定期間を設けて任意売却し、
期間内に任意売却出来なければ競売にかけます。
競売になると引越し費用などは
出ませんので最終的には、
強制退去させられるのです。
ですから、
わたしたち任意売却専門業者は
相談を引き受けた以上は任意売却が
成功するように努力しなけれなばりません。

わたしがお手伝いして
任意売却出来なかったことは
もちろんありますが、
実は任意売却自体は相談者の問題解決の
終着地点ではありません。
任意売却後の残債務の
債務整理が終了してはじめて
問題は解決したと言えるのです。
ですから、
たとえ任意売却できたとしても
残っている債務整理が出来ていなければ
意味が無いのです。

そして、自己破産することなく

債務整理が出来るといいですね。


任意売却自体の失敗とは?
以下のようなことが考えられます。

1任意売却に精通していない業者に依頼した 

 住宅金融支援機構(旧公庫)

 ・住宅ローン信用保証
 ・債権回収(サービサー)などの債権者
 との手続きや折衝が不慣れや解らないため
 結果的にタイムオーバーで競売になるってしまった。

 ただし、
 最近ではある程度、
 任意売却も認知されてきましたので 

 よっぽど無責任な担当者と
 巡り合わない限りは大丈夫でしょうが、、、

2共有者や保証人の協力が得られなかったり、行方不明だ
 行方不明の場合はどうにもなりませんが、

  共有者や保証人に任意売却に
 反対されたら売却はできません。
 また、 

 行方不明の場合は、 

 手立てがないわけではありませんが
 家庭裁判所での手続きになりますから
 早くても6ヶ月の期間がかかりますので
 競売になってからの任意売却ですと
 難しい場合もあります。
3建物の瑕疵が著しい場合
 例えば住宅が傾いている、 

 壁や天井などにひびが入っている
 自殺物件・事件事故物件、
 ペットを飼っていて臭いや傷みが激しい等
 この場合は苦戦します。

4後順位の抵当権者や差押者との話し合いがつかない 

 この任意売却に応じないようなケースは
 時々あります。 

 よくある話が後順位の債権者が
 10万円や20万円(はんつき代)
 の解除費用では納得しない場合です。 

 わたしは仲介手数料からの捻出にも
 対応しますがそれ以上を
 要求されてしまったら難しくなります。 

 また、  
 抵当権者が倒産していたり、

 行方不明の場合も
 手立てがないわけではありませんが、 
 時間的に厳しくなることもあります。

5債務者の死亡による相続問題
 このケースもよくありますが、
 相続放棄したり、任意売却での処理が
 債務整理に有利であることの説明をすることが
 出来れば問題ではありません。

以上のようなことが
任意売却の失敗の原因でしょうか。
しかし、 
上述しましたように
任意売却後の債務整理が終了しなければ
成功とも失敗とも言えません。

そして、自己破産することなく

債務整理することも可能です。

 
わたしはどんなに困難そうなご相談でも
お引き受けいたします。
やるだけやってみてダメなら納得もいきますが
何もしないで諦めることはしません。
また、
たとえ競売での処理になったとしても
残債務の債務整理の終了まで
無償でお手伝いいたします!!!
ご相談をお待ち申し上げます!!!!!


 
 


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