お客様の共感を得る販売促進の事例(3) - 飲食店の教育と人事・採用 - 専門家プロファイル

平岡 美香
フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
東京都
マーケティングプランナー

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対象:飲食店経営

杉山 春樹
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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お客様の共感を得る販売促進の事例(3)

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飲食店経営

 今回は、弊社がお手伝いさせていただいた事例をご紹介させていただきます。実際に、飲食チェーンで活用され効果が出ている事例です。

 

 飲食店では特に最近、お客様に対して、「自分は特別」と思わせるような接客が求められるようになってきています。

 そうした接客を行うためには、お店の情報をスタッフ全員できちんと共有することが効果的です。

 

 そこで、来店したお客様が、「初めてのお客様」か、「数回来店したお客様」か、あるいは「常連のお客様」かを見分ける、もしくは聞き出すことで、それをスタッフ間で共有するための「三色ボード」を活用して、接客サービスクオリティを高めています。

 この「三色ボード」は、ホワイトボードに座席表を張り、三色のマグネットで、「初めてのお客様」か、「数回来店したお客様」か、あるいは「常連のお客様」に分けるものです。

 

 見覚えのないお客様が来店された場合は、そのお客様におしぼりをお持ちする際に、さりげなく来店回数をお伺いして、お客様がどのタイプかホワイトボードにマグネットを貼ります。

 スタッフ全員でこの情報を共有することで、お客様との会話の際に、それぞれのお客様に合った特別感を出すよう心がけています。

 

 例えば、お客様にメニューブックをお渡しする時、新規のお客様ならば、まずはお店の看板メニューをお薦めして、「何でも聞いてください」と一言添えます。

 また、すでに数回来店されているお客様であれば、季節替わりのメニューを中心にお薦めする。常連となっているなじみのお客様には、日頃の感謝の言葉とともに、日替わりメニューを中心にお薦めします。

 

 加えて、この「三色ボード」は、お会計の時にお店のポイントカード作成をお薦めする際にも活躍します。この方法を活用することで、新規のお客様が把握できるため、ポイントカードの作成をお薦めする接客をよりスムーズに行えるからです。

 

 どんな方法であれ、数多くあるお店の中から、わざわざ自店を選んで来て頂いた「縁あるお客様」のご縁を、お店側で自ら断ち切ってはいけません。

 どうしたらお客様に喜んで貰えるかを、スタッフ全員で真剣に考え、一期一会の精神で、お客様から頂いたご縁をより強める努力を続けていきたいですね。

 

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