2014年を勝ち抜くために<1> - 飲食店経営全般 - 専門家プロファイル

平岡 美香
フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
東京都
マーケティングプランナー

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杉山 春樹
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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2014年を勝ち抜くために<1>

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飲食店経営

 

 売上の長期低迷要因は、少子高齢化から胃袋のキャパシティーが縮小し、生産

年齢人口減少によって飲酒率の低下、単身世帯の増加などが挙げられます。

 

 人口構成が変化しこれまで外食を支えてきたファミリー、グループの外食機会が

減少している点も大きいといえます。

 

 業界をけん引する大手外食企業でさえ、この逆風下で成長させる有効なアイデア

や戦術を見出せずに業績を低迷させています。もはや、低価格という安売りでは客数

増に繋がらない時代になりました。

 

 例えば、牛丼3社の安売り合戦、低価格均一居酒屋などが物語るように、安さは

客数増に繋がらなくなり、結局は業界全体が疲弊しただけとなりました。

 

 

 いまや「女性客に支持されない飲食店はつぶれる」と言われるほどのターゲットに

なっていることを理解する必要があります。

 

 当然、女性客に支持されるよう料理、サービス、雰囲気に配慮してコンセプトをまと

めなければなりませんし、業態によっては女性客を意識した料理や特典などを考え、

女性視点に立ったプロモーションを計画することも重要です。

 

 特に女性の財布の紐は固く、低価格で美味しくないと集客は厳しいのです。例えば、

「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」と言った「俺のシリーズ」がブレークしたように、あり

得ない低価格かつ高品質な料理を提供する業態が話題となって繁盛しており、ここに

は女性同士のお客様が大量に流入してきているのも大きな変化です。

 

 

 外食市場規模はダウントレンドの中にあっても、店舗数はさほど減っておらず、更に

競争は厳しさを増している中で、お店独自のオリジナリティや料理の美味しさ、ホスピタ

リティー溢れる接客は、付加価値を高めるための重要な要素であることを、今一度確認

しなければなりません。

 

 特に女性客の集客を目指すのであれば、低価格でかつ美味しいさが実現できない

お店は、女性にとってまったく魅力のないお店となってしまいます。

 

 人口の半分以上を占める女性客の支持が得られるかどうかは、男性客の集客にも

大きく関わってきます。今後更に女性客を獲得できるかどうかは、企業の成長を左右

すると言ってもよいほどです。

 

<弊社メールマガジンより抜粋>

 

<オリジナルコンテンツ>http://www.facebook.com/foodconsulting

 

 

 

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