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閲覧数順 2024年04月15日更新

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レピュテーション研究部会 ソーシャルメディアの定義

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ソーシャルメディアの定義(広義)

 レピュテーションの研究をしている中で、最近、見過ごすことができないものが、ソーシャルメディアです。

 ソーシャルメディアにおいて、企業の評判にマイナスの影響を及ぼす記事が記載された場合にどのように対応するかなどが問題とされています。ただ、そもそも、ソーシャルメディアとはどのようなものであるかについて、明確な定義がないように思われます。そこで、弁護士として、ソーシャルメディアに関わる法律問題を検討する中で、様々なソーシャルメディアの定義・説明を検討した結果として、一応のソーシャルメディアの定義を記載しておきます。

 ソーシャルメディアの定義は、広義と狭義に分けて考えることができると思います。まず、今回は、広義の定義について記載しておきます。

広義のソーシャルメディア:

 ・ユーザーが情報を発信し、形成していくメディア

 ・インターネットなどを通じて、ユーザーが内容を生成していくメディア

 というように定義できると思います。これはかなり広い概念です。

 

 そして、類似概念として問題となるものは、以下のものがあげられます。

UGM(user generated media)

 (関連用語)UGC(user generated content:ユーザー生成コンテンツ)

:インターネットなどを通じて、ユーザーが自ら情報を発信し、コンテンツを生成するメディアの総称。

 

CGM(consumer generated media)消費者生成メディア・消費者発信型メディア]

:インターネットなどを通じて、一般の消費者が自ら情報を発信し、コンテンツを生成するメディアの総称。

 UGM について、CGM という表現が「企業と消費者」という対立構造を想起させることがあり、より広く、User(利用者)という言葉がもちいられることがあります。

 そして、「広義のソーシャルメディア」は、YouTube、SNS、ブログ、twitter、2ちゃんねるなど、ユーザーがテキスト、画像、動画、音楽などを意識的にWebに投稿することで生成されるすべてのメディアを含むことになります。

 

フランテック法律事務所 弁護士 金井 高志

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