- 宮代 眞弓
- 洋菓子研究家
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
1月6日はキリスト教で言う公現祭
ガレット・デ・ロワは、フランスで愛され続けている幸せを呼ぶお菓子です。
今では新年を祝うお菓子として家族や仲間と頂きます。
日本でもここ数年1月の上旬はケーキ屋さんで見かけますね。
このお菓子の中にはフェーヴと呼ばれる小さな陶器が入っていて
切り分けて食べた時、フェーヴに当った幸運な人は、
その日一日王様や女王様になり、その幸運が一年続くと言われています。
ドキドキ・わくわくの楽しいお菓子です。
キリスト教の伝統行事である1月6日は公現祭(エピファニー)と呼ばれています。
エピファニーは、「出現」を意味する言葉です。
12月25日神の子イエス・キリストキリストがお生まれになったことを知り、東方の三博士が一段と輝く星に導かれ、お祝いを捧げたことは物語にもなっていますね。
このお菓子が「ガレット・デ・ロワ」(王様のお菓子)と言われる由縁のある一説は、
遠い東の国から来た三人の博士、
・投薬を捧げたカスパール
・乳香を捧げたバルタザール
・黄金を捧げたメルヒオールの事、
つまりマギの王(マギとは博識を持つ人と言う意味)を指しています。
美味しい楽しいフランス菓子今年は試してみてはいかがですか?
このコラムの執筆専門家
- 宮代 眞弓
- (料理講師)
- 洋菓子研究家
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湘南・大磯の自宅で、失敗のない様に家庭ならではの独自の簡単製法で愛情たっぷりのキュートで美味しいケーキを作っています。ご一緒に楽しみながら豊かな時間を過ごしましょう。企業向けには持ちうる力を発揮し、ご希望に副える様対応しております。
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