先日、インディペンデントコントラクター協会という、独立して仕事をしている人たちの団体主催で、イメージコンサルタントの方のセミナーをお聞きする機会がありました。講師は吉原珠央さんという、出版された本もとても売れている旬な方のお話でした。
私たちは仕事柄、他人からどう見えるか、どう思われるかは常に意識しているつもりなのですが、私たちの考えているレベルとは異なる視点での専門家としてのお話は、あらためていろいろ考える機会となりました。
一番印象に残ったのは、「駅で電車を待っている時のような普通の表情のつもりで」ということで、その表情の自分撮りをしたのですが、自分が思っていた以上に無愛想そうな、不機嫌そうな表情で、これでは他人からすれば、あの人に声をかけようとか、また会いたいという気持ちにはならないなあ・・・、などと反省してしまいました。
人のイメージは、いくら内面で思っていても表現しなければ伝わらない、また表現の仕方(服装、姿勢、表情、言動、その他態度、.etc)を誤ると、自分の思いと異なるイメージを与えてしまうというお話しがあったのですが、まさにそれを実感したという思いでした。
自分で認識しているのと、実際に他人から見た時の見え方は本当に違うものです。自分撮り・・・、皆さんもたまにはやってみると良いかもしれません。
このコラムの執筆専門家
- 小笠原 隆夫
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ユニティ・サポート 代表
組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。
組織が持っているムードは、社風、一体感など感覚的に表現されますが、その全ては人の気持ちに関わる事で、業績を左右する経営課題といえます。この視点から貴社の制度、採用、育成など人事の課題解決を専門的に支援し、強い組織作りと業績向上に貢献します。
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