おはようございます、飄々としていますな〜。
昨日からの続き、能力があっても成果が出るとは限らないことについて。
個々に優れた能力を持っている人がいても、成果が出ていない組織と
いうものは結構存在します。
個人的には優秀な社員がいるのに、会社としては利益が出ない。
すごく動ける選手だけど、チームとして組むと上手くいかない。
凄く上手な歌い手がいるのに合唱団としては全然成果が出ていない。
こんな例はいくらでもあります。
これは個人で活動している人でも同じです。
役者さんというと「一人で活動しているもの」というイメージがありますが、
実際にはそのようなことはありません。
現代社会において、一人でやっているだけで成立する仕事など一切
存在しません。
個々人の優れた能力が成果を生み出すためには、仕組みが必要です。
仕組みを成立させる能力、つまりマーケティングの能力です。
会社レベルでのマーケティングが成立していなければ、どんなに優秀な
社員を抱えても結果は出せません。
スポーツチーム、合唱団、役者、どんな組織でも同じです。
マーケティングは個人レベルでも必要です。
自分の能力を認識し、それを活用できる仕組みを作る必要があります。
現に私の妻は「人の名前などの情報をすぐに覚えられる」という能力を
「本当に下らない能力」だと思い込んでいたというのです。
そんなことに記憶を費やすなら、もっと覚えるべきことがいくらでも
あるだろうと思っていたのだとか。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
044-829-2137
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