おはようございます、今日は電卓の日です。
PCやスマホがこれだけあっても、やはり電卓は仕事の必需品です。
趣味の事業化についてお話しをしています。
合唱を題材に、既存客と新規層の対立について。
本当に、本当に何度となく言われるのですが・・・
長く合唱をしている方にとって、ご自分なりのこだわりがあるのは当然なのです。
それを誇りに思うことはとても良いことですし、その強い思いを胸に歌って頂けることは、合唱文化の振興を目指す組織の人間として、実にうれしいです。
ただ、そこで「本物の合唱」なることを私に熱く語られても、こちらとしてはなんとも答えようがありません。
なぜなら、私が関わっている組織だけで考えても、様々なスタイルの合唱団があります。
少人数、大人数、楽器ありなし、年代、時代、編成、曲の好み・・・
どれ一つとして完璧に同じ合唱団などありません。
そして、どの団体も等しく、ご自分たちなりのこだわりをもって活動されています。
合唱なんてのは、二人以上で歌っていれば合唱です。
そんな難しいものではありませんし、もっといえば「どれだって本物の合唱」です。
もちろん、私も一人の演奏家としては好みがありますが、こと合唱を盛り上げるための組織人として振る舞う場合には、このことだけは絶対に忘れないようにしたいと考えています。
なぜなら、ここで「本物の合唱」などというものを一言でも口にしてしまった時点で、新規層開拓はもちろん、多くの既存層すら排除することになるからです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
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節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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