- 竹内 和美
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
- 研修講師
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
他者の意見を受け入れた上で、
譲れない自分の意見を表現すること。
多くの人種が、一定のルールと秩序の上で生活している
他国で過ごし、帰国して一番最初に感じたことです。
わたしは、「自己主張」と「わがまま」の違いや、基準を探しています。
世界の中の一民族である日本人が、どう生きることが生きやすいことなのかかを
考え、日本を飛び立ち羽ばたこうとする人の支援をするためです。
あるいは、日本で生活することに希望を抱き、訪れてくれた人たちの支援のためです。
今回のドバイでのマーケティングは、現地生活者の支援を受けずに行いました。
英語が公用語だったのはたいへん助かりました。
しかし、生活するレベルの英語も使えない身としては、立ち往生することも多く、
多くの人の愛に支えられた事を強く感じます。
そこには、人のためになろうとする、その人たちなりの自己主張を行動で示していることを感じました。
しかし一方で、メトロのチケットをクレジットカードで購入しようとしたとしたとき。
ほとんどの駅員は、めんどくさそうにしてもカードを取り扱ってくれたのに、
担当者によっては絶対にNO!だと言って、手続きしないことがあった。
いくらWHY?と言ったところで、言葉が通じないふりをして受け付けない。
これは、あきらかに職務怠慢だと思う。それを、自己主張とは思わなかった。
しかし、それもまた、自己主張なのかもしれないと、帰国して落ち着いたら、
そう思える。
日本人が臆病なのは、こういう相手の考え方をどう受け止めてよいか?
経験がないか、あるいは、自分の中に勝手に敷いた基準に縛られるからではないだろうか?
自己主張とは。
他者の意見を受け入れた上で、
譲れない自分の意見を表現すること。
そして、主張してはならない場面はない。
日本社会で生活する時間と、海外で生活する時間の中で、
どう使い分けすることが望ましいのか?
あるいは、使い分けする必要がないのか?
しばらく、こだわりながら、生活したいと思います。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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