
- 松岡 利恵子
- アールオンワード 代表
- 研修講師
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
無駄なものを省き、文章をシンプルにすることは、理解力を上げることにつながります。
では今回は他に無駄な言葉がないか確認してみましょう。
「第一回目の会議では、まずはじめに私からご説明いたします。」
この中に無駄な言葉が隠されています。
皆さんはお気づきになりましたか。
意外とこのように話をする方は多いです。ですがこの中には意味が重複している単語があるのです。
意味が重複するといえば
「腰痛が痛い」「お体ご自愛ください」
などもそうですよね。
先ほどの文章では
「第一回目」
「まず初めに」
これが重複表現になっています。
・「第一回目」
第と目はそれぞれ、数につけることで順序を示す言葉なのです。
第は接頭語、目は接尾語で同じ役割を果たしています。
「第一回」もしくは「一回目」が正しいのです。
・「まずはじめに」
まずは漢字で表記すると、「先ず」。最初に行うという意味の言葉です。そこにはじめにとつけると言い換えれば「最初にはじめに」という不思議な文章になるのです。
「まずは」もしくは「はじめに」が正しいのです。
他にも二重敬語など様々な重複する表現が巷にあふれていますが、言葉の無駄を省きスッキリと言葉をスリム化することで、聞き取りやすさにつながります。
普段話している言葉を振り返りスリム化すると、洗練された話ができそうですね。
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株式会社Active Solutions教育コンサルティング事業部
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