宴会需要の変化と対策<前編> - 飲食店経営全般 - 専門家プロファイル

平岡 美香
フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
東京都
マーケティングプランナー

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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宴会需要の変化と対策<前編>

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 宴会対策については、毎年、様々な工夫をしているお店も見受けますが、以前とどれくらい変わったでしょうか?

 厳しい消費動向を反映して、平均価格帯を下げるなど、悩ましい苦労の跡は感じ取れますが、それで果たして集客できるのであろうかと感じます。

 

 売る側の提案として、価格帯の提案は当然必要であり、間違いではありません。

 ただ、売る相手(客層)が誰なのか、明確になっていない企画が多いように感じます。

 これまでの宴会=法人・企業などにターゲットをイメージしているだけでは、昨今の状況からは昨対売上をキープすることも難しいのではないでしょうか。

 

 法人の中でここ数年、「新年会」という言葉は死語になりつつあり、会社単位では忘年会すらも開催されないところも増えています。

 では、働く人々が、1年の労をねぎらう飲み会自体が無くなったか? と言えばそういう訳でもありません。

 

 会社単位から⇒部署・課、単位⇒同士・仲間、の集まりと、人数枠は確実に減りつつありますが、たまには仲間と飲みたいという需要は失われていません。

 その場合、これまでの4,000円、5,000円、6,000円コースを予約して、という使い方はされません。

 ベーシックな宴会コースを極力安い設定で予約し、あとは参加者の希望によって追加するパターンが、小グループの基本となりつつあります。

 

 つまり3,000円コースを新設しただけでは、お客様の欲求に答えたことにはなっていないのです。

 忘年会の予算は3,500円前後(お酒込み)で、それより低ければなお良しとする風潮は今年も変わらない傾向にあります。

 

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