インパクトある名物料理が「クチコミ」を拡散させる　（前編）

他を圧倒する「オリジナリティ」と「美味しさ」で名物料理を育て、クチコミを拡散させる

　飲食店の最強の集客方法は、なんと言っても｢クチコミ｣です。 

　アンケートなどを見ると、｢新規客がお店を利用する切っ掛けの5～７割がクチコミによる｣と

あります。

　しかし、こんなに効果的な集客方法にも関わらず、チラシやサービス券などに頼っているのが

現状ではないでしょうか。

　いかにクチコミを喚起するかがますます大切になっており、クチコミが広がる仕掛けが上手くいけ

ば、費用対効果も高くなるため、｢クチコミは積極的に仕掛け作るもの｣という意識を持ちましょう。

　クチコミには、自然的に発生したものと、人為的に発生させたものがあります。

 　飲食店の場合、主なクチコミ要因は｢メニュー、商品｣になります。そのお店独自の｢名物料理や

飲み物｣であればあるほど、インパクトがありクチコミ効果も高くなります。

　ところが、名物料理といっても、｢俺のイタリアン｣のようにフォアグラやトリュフのようなグルメ

食材を使わなくても名物料理となることは可能で、クチコミ効果を呼び行列ができているケース

も多いのです。

 例えば、｢玉子サンドイッチ｣で話題となり、行列を作ったお店がありました。

　そのお店は、伝説の名店と言われた老舗洋食店｢コロナ（京都市下京区西木屋町）｣で、2012年

にオーナーの高齢のため、お店のファンであった多くのお客様から惜しまれながら閉店しました。

　現在は、木屋町コロナのオーナー、原さん直伝の「玉子サンド」として、｢喫茶店la madrague

(マドラグ)｣で復活し、注文率9割を超える名物商品となっています。  

＜弊社メールマガジンより抜粋＞ 

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