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時間の損失を金額に直すと

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 お勧めの取り組み
 会議などをやるとほとんど定刻通りには始められないという会社、割と多いのではないでしょうか。遅刻とか手待ち時間とか、こんな時間の損失を単純にお金に換算すると、案外大きな金額であることに驚いたりします。

 例えば月給22万5千円の人が月150時間稼動だとすると、時間当たり1500円になります。もっと分解して10分だと250円。5分だと125円になります。この人たちが10人集まる会議があったとして、開始が10分遅れれば250円×10人で2500円の無駄になります。月給22万5千円は初任給レベルですから、もっと偉い人の会議や大勢集まる会議であれば、更にこれ以上の損失になります。
 他にもタバコを1本吸うのに5分使うとして6本吸えば30分、一人の息抜きに会社は750円使っていることになります。決して喫煙者だけがサボっているということではなく、ちょっとコーヒー1杯、ちょっと私用電話なども、お金に換算するとみんな同じです。

 ケチ臭い話のようにも思うのですが、この金額を電気代とかコピー代とか、他の事で節約しようとすると結構大変です。要するに人が効率的に動くことがいかに大事かということです。(もちろんそのための息抜きやメリハリは必要ですから、タバコやお茶することがすべて無駄ということではありません。)

 以前所属していた会社の新入社員に、このような例えで遅刻の害について話したところ、結構納得して聞いていたようです。一種の可視化ということになるのだと思いますが、たまには自分の身近なことも違う視点で具体化すると認識が新たになることがありますので、一度試して見ると良いと思います。

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