採用時に応募者を見抜くコツ（２）

　つまり、①面接者を正視しない、少しだけ目を合わせるがすぐに逸らす、いわゆる「目が泳いでいる」状態にある場合などは、

 　・履歴書に書いていない、あるいは書けない内容（交通事故歴、刑事事件への関与、破産歴など）の経歴がある

　　・前職でトラブルを起こした

　など、応募者の心中には、決して表に出せない「やましい」気持ちが存在すると見てよいと思います。

　もちろん、女性の場合は、初めてパートに出る場合や、気の小さい性格で、緊張感と初対面のはずかしさから、どうしてもうつむきがちな応募者も中にはいます。 

　しかし、その場合でも、「仕事ではお客様と接するのですから、顔を上げてきちんと正面を見てください」と注意しましょう。　それでも無理な場合は、採用不可です。

　②生き生きとした表情の人は、顔の筋肉が動いています。相手を見る、微笑む、しゃべるなど、いずれも顔の筋肉が動く行為です。

　逆に、顔の筋肉があまり動かない、無表情というのは、熱意が低いか、関心が薄いことの裏返しです。 

　職場にいる仕事ができるスタッフの表情をよく見て下さい。暗い顔をしていたり、無表情な人がいるでしょうか？

　③はっきりとした口調で話しができなければ、少なくとも接客を伴う仕事には不向きです。 

　声が大きい小さい、高い低いよりも、ボソボソと何を言っているか分からない話し方をしている場合は、お客様との受け答えに支障をきたします。

（弊社　メールマガジンより抜粋）　

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