今年初め、事務所の近くで耐震診断を依頼されました。子育てを終え、余った部屋を整理してご夫婦の暮らしに合った、間取りに変えたいと云う、二つ目のテーマを与えられました。
一階は店舗と水回り。二階はリビングと個室であったものを、一階を店舗と倉庫。二階をご夫婦の為の居住スペースに変えました。改装前は一部三階建てになっていましたが、地震対策を兼ねて三階の床を外しリビングに大きな吹き抜けを設けました。
人の暮らしのその時々に寄り添う家造りを考えるとき、一つの解答例として一見の価値はあるかと思います。
開催日時:5月25日(土)PM1:00〜4;00
場所:大阪市阿倍野区天王寺北
事前予約:リフォームの為事前予約が必要です。06-6714-6693(ふくみ)まで
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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経済的な熱損失計算(性能基準)で、次世代省エネ基準を取得できる提案をします。
構造等級3を基本にご相談いたします。木造三階建て等で行う応力度計算も自社で行いますので、意匠と構造の齟齬がありません。
また、IAU型免震住宅設計資格取得者として、免震住宅等の相談も行っています。
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