小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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交流会でのポジティブ、ネガティブ
最近、様々な異業種交流会などを通じて、本当に年齢も立場も業種も仕事内容もバラバラの、いろいろな方々とお会いしてお話をさせていただく機会があります。 交流会などに出てくる方々は、自分のビジネスとかキャリアとか経験にプラスにしようと考え、新しい人脈や出会いを求めている人達ですから、圧倒的に前向きでポジティブな人が多いです。 そんな方々の中には、自分の都合ばかりで一方的にアプローチ...(続きを読む)
長寿企業数が世界一の日本
つい先日お聞きしたセミナーのテーマが、「100年続く強い企業にするためには」というものでした。 日本には、創業200年を超えるような長寿企業が3千数百社あるそうです。これは、世界中の長寿企業の4割を占めるそうで、千年を超える企業も7社とかあるそうです。ちなみに2位のドイツでは千数百社ということでしたので、日本がいかに突出しているかがわかります。 また、そのほとんどが従業員300人未...(続きを読む)
社員も会社に投資している
経営者や管理者の方々から、「研修とか福利厚生とか、会社は社員にたくさん投資をしているのに、社員はそれが理解できない」「これだけ手をかけているのに退職者が減らない」というお話(グチ?)をうかがうことがあります。 そうおっしゃる会社は、確かにいろいろな研修機会を設けたり、社員をねぎらうためのイベントや、その他さまざまな機会を積極的に作っているところが多いです。「会社からこんなにいろいろ...(続きを読む)
指示命令をされる側の気持ち
ある大企業で上級の管理職をされていた方が定年でリタイヤされ、その後すぐに住んでいる地域の自治会運営に関わることになりました。しかし周囲の人からあっという間に総スカンで嫌われてしまいました。大きな組織をまとめていた経験をお持ちで、人望もあろうはずなのになぜなのか・・・。 何をしたかというと、自治会に参加してすぐに「君はあれをやって!」「あなたはこの担当で」「これはこうすべき」などと矢...(続きを読む)
退職理由を調べても・・・。
「××さんは辞めちゃったんですよ・・・」 「あれ! そうなんですか・・・」 などという会話をすることが、最近結構あります。せっかく知り合いになったのに、縁遠くなってしまう気がして寂しく思ったりします。 また、いろんな方々から、転職や独立起業のご連絡も頂きます。 それぞれの人が自分なりに考えた上での選択ですから、そんな皆さんには是非頑張って頂きたいし、一緒に何かできれば...(続きを読む)
「雰囲気が良い」ということの勘違い
ロンドンオリンピックで、サッカー男子日本代表はベスト4に残りました。(このコラムが皆さんの目に留まるのは、もうその後の結果が出ている頃かもしれません) 今回オーバーエイジ枠で参加していて、主将を任されている吉田麻也選手に関する新聞記事の中で、印象的に目に留まったものがあります。 彼は、本番前の国内での壮行試合で、国立競技場へ向かうバス内の雰囲気が「フワフワしている」と感...(続きを読む)
「望ましい人材像」と「食い違う社風」
どこの会社でお話をうかがっても、「自分で自律的に動ける人材」「自発的で積極性がある人材」「気が利いて先回りできる人材」が望ましいとおっしゃり、「そういう人がなかなかいない」ともおっしゃいます。 しかし、おっしゃる言葉は同じでも、それがどれくらいなのかという程度は、会社によってとらえ方が違います。よくよくお話をうかがうと、言葉で望ましいと言っている人材像と実際のところが、ずいぶん違っ...(続きを読む)
「お金」でも「地位」でもない若者たち
ある会社で伺ったお話です。 その会社で給与体系の見直しを行うことになり、社員向けに内容の説明をしたときのことだそうです。 どんな話をしたかというと、「こういう役割だとこういう給料になる。早く上位ランクになればそれに見合って昇給していくし、いつまでも同じランクに滞留すると昇給しなくなってしまうので、きちんと昇給できるようにランクアップを目指して頑張ってほしい」というようなことだ...(続きを読む)
精緻な制度と運用コスト
会社組織に制度、仕組み、システムは必須です。制度化、仕組み化、システム化を進めることで、徐々に効率が上がっていきます。ただ、こういう流れに慣れてしまうと、往々にして行き過ぎが出てきます。 細かく制度化、仕組み化、システム化をすることで、誰がやっても同じ結果になるようにすることを目指すのですが、実際にはそれが効率化に貢献しない、つまり効率化される以上に運用コストがかかるという状態です。 ...(続きを読む)
期限に追われがちな「仕事の優先度」
先日、ある会社の研修で、仕事の優先度の話をしました。「緊急性」と「重要性」で判断する仕事の優先度の話です。 事例としてはご存知の方も多いと思いますが、多くの組織では「仕事の優先度」を決める時に、その仕事の重要性(大事かどうかの程度)でなく緊急性(いつまでにやるかの期限)で決めてしまうことが多いというもので、「本当は重要な事の方を優先すべきじゃないの?」というお話です。 「“緊...(続きを読む)
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