小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- コラム「通勤時間は大事か?無駄か?」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
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小笠原 隆夫

オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
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通勤時間は大事か?無駄か?

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 私の思い・考え 2012-11-12 08:00

  自分が独立して仕事をするようになってからは、朝の通勤時間帯に電車に乗る回数は随分少なくなりました。

  もちろん時々利用しますが、やはり座って落ち着けることはほとんどなく、混んでいて身動きは不自由だし、昼間よりも時間はかかるし、決まった時間に多くの人が一斉に移動しなければならないことを、ついつい無駄だなぁなどと思ってしまいます。


  今はパソコンを使ってできる作業は、それこそどこでもできる環境が整ってきていますから、その作業をするためだけに、わざわざ出かけていく必要はなくなってきています。モバイルワークや在宅勤務など、働く場所の制約はどんどんなくなっています。「必要な時だけ行けばいいじゃないか」とついつい思ってしまいます。


  一方で、私は人事の専門家ですから、組織として仕事をする中で、同じ場を共有すること、直接顔を合わせることの重要性もわかっています。一人でできる仕事でも、仲間が集まってやる事自体に意義があることもあります。効率さえ良ければそれで良いというものではありません。


  以前、在宅勤務に関するセミナーを行ったとき、積極的にやりたい人がいる反面、やりたくないと考える人も一定数がいらっしゃいました。「家でまで仕事なんかしたくない」「直接会わないで仕事するなんてやりづらい」と思われるようです。

  これは個人個人の職業観にもかかわることですし、どちらが良いと一概に言えることではありません。何を優先して考えるかで、答えは大きく違います。何を優先するかは、その会社の業種や仕事の中身によって変わると思いますが、決まった正解はありません。


  私が毎朝通勤電車を利用している頃は、通勤時間をそこまで無駄とは思わなかった気がします。電車に乗っている時間が仕事に向かう気持ちの切り替えになっていましたし、それが習慣で当たり前だったので、そもそもそんなことを考えていなかったかもしれません。


  今、仕事をする環境が大きく変わってきていることだけは間違いありません。新しいツールもインフラも、安価で効率的なものがどんどん整備されてきています。

  そういう環境の中で、「今までそのようにやってきたから」という理由だけで、場を共有することや、顔を合わせることばかりを優先するのは、仕事のスピードや効率から考えると、やはり好ましくありません。

  どうも、習慣で当たり前になっている事柄は、周りの環境が変わってきていることに気づけなくなりがちではないかと思います。


  通勤時間というのは一つの例ですが、たまには今当たり前のことが、本当に当たり前なのかと考えてみることも必要ではないかと思います。

  常にそういうアンテナを張っておいて、アンテナ感度を高めている中で、変えるべきものと守っていくべきものを、見極めていく必要があるのではないでしょうか。


  混んだ朝の電車の中で、そんなことを考えてしまいました。



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