小笠原 隆夫(経営コンサルタント)- コラム「野村克也さんの「“判断”は頭で、“決断”はハートで」という言葉」 - 専門家プロファイル

小笠原 隆夫
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オガサワラ タカオ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
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野村克也さんの「“判断”は頭で、“決断”はハートで」という言葉

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 お勧めの取り組み 2014-11-18 08:00

 野球の野村克也さんのコラムで、「不真面目の勧め」という話があり、これがとても印象に残りました。


 要約すると、以下のような内容でした。

「ビジネスでも同じだろうが、勝負事には“判断”と“決断”の両方が要求される」

「なんらかの基準があってなされるのが“判断”であるのに対し、“決断”には基準がない」

「基準がないから“決断”はいわば賭けであり、勇気が必要なものである」

「賭けには失敗がつきものだが、真面目一辺倒の人間は失敗を極度に恐れるから、的確な“判断”はできても、実行する“決断”ができない。そもそも失敗するリスクがあるようなことは、はなからやろうとしない。」

「大きな果実を得るために、成長しようとするならば、ある程度の不真面目さが必要である」


 特に心に残ったのは、

「失敗を恐れる人は、“判断”はできても“決断”はできない」

「“判断”は頭で行い、“決断”はハートで行う」

という二つの言葉です。


 私が真面目かどうかは別にして、特に失敗したくない時というのは、いろいろなことをロジックで考えて、何とか失敗することを避けようとします。

 失敗しないように、事前事後でできるだけの手を尽くすということは、それはそれで当たり前なことだと思いますが、結果的には“無難に”“安全に”という傾向が強くなり、新規の取り組みや、前例が少ないことでは、あまり大きな飛躍が無くなってしまっているように感じます。


 また、企業の人材育成の場面に立ち会っていると、最近の新入社員や若手社員には、真面目で素直な人が増えてきたような印象がありますが、これも若者に対する一般論として言われる、「失敗を恐れてチャレンジしない」という話と少し通じる感じがします。


 成功も失敗も含めていろいろな経験を積んでいけば、「判断」をする能力は上げていくことができると思いますが、「決断」というのは、それだけではできるようにならないのだと思います。

 「判断」する“頭”はある程度は作れるけど、「決断」をするだけの“ハート”は、単に経験を積んだからといって、一概には作れないということでしょう。


 何でも“判断”という形の理屈ばかりで考えず、勝負どころでは論理を超えた“決断”が必要なことは理解できますが、頭でわかっていてもなかなか実行できるものではありません。

 ただ、“決断”が必要な勝負どころはできるだけ見誤らないように、「“判断”は頭で、“決断”はハートで」という言葉は、常に意識しておきたいと思います。


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