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上津原 章
ウエツハラ アキラ
グループ
久々に公的年金の受取額が増えますね
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今年4月分から
年金額が変わります。令和4年度に比べ、67歳以下の方（昭和31年4月2日以後生まれ）は原則2.2％の引き上げ、68歳以上の方（昭和31年4月1日以前生まれ）は原則1.9％の引き上げとなります。
令和5年度の年金額の例（月額：67歳以下の場合）
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令和5年度 |
令和4年度 |
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国民年金（老齢基礎年金（満額））※1 |
66,250円 |
64,816円 |
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厚生年金（夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額）※2 |
224,482円 |
219,593円 |
※1 令和5年度の68歳以上の老齢基礎年金（満額）は、月額66,050円です。
※2 平均的な収入（賞与含む月額換算43.9万円）で40年間働いた場合に受け取り始める年金（ご主人給与所得者・奥様専業主婦の例（満額））の給付水準です。
今年度は、賃金上昇率＞物価上昇率なので、
4月1日時点で67歳以下の方は賃金上昇率に基づいた年金額、同じ日に68歳以上の方は物価上昇率に基づ
いた年金額になっています。
それに、今年度は物価も賃金も上昇したため、
年金額を抑えるマクロ経済スライドが発動されます。
本来の割合である0.3％と前々年度と前年度に反映できなかった分の0.3％と合わせて0.6％が、本来の引き上げ割合から押し下げられます。
大企業を中心とした賃金上昇と円安等による物価上昇が今後も続くと、マクロ経済スライドは毎年発動されます。年金生活者でも、年金だけをあてにせず、資産運用など他の方法で収入を確保する必要がありそうです。
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