上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
株主総会の資料が電子交付に
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個別株式を持っている方には、
年に1回、株主総会の招集通知や分厚い事業報告書が届きます。届いたらゴミ箱に捨てている方もおられるようですが、大切な書類です。来年の今頃は、原則ウェブ上で確認することになります。株主優待は封書などで届くでしょうが、書類はかなり減ります。これもSDGsの一環だと思われます。
読者の中で個別株式に投資をしている皆さん、
議決権を行使されているでしょうか。それとも、株式の配当金や値上がり益さえ受け取ることができたらよいとお考えでしょうか。議決権を行使することは、私たちが選挙で国会議員等を選ぶことと同じです。私は、食後の歯磨きと同じように行使しないと気持ち悪く感じます。議決権を行使する時、以前は行使書に賛否のいずれかに〇をしてポストに投函していました。現在は議決権行使用のQRコードを読み込ませて指定されたホームページを開き、賛否をクリックするようになっています。便利な世の中になりました。
便利になったと感じる反面、
この度の改正は残念に思いました。クレジットカードの利用明細、預金取引の明細、携帯電話代の明細など、紙の書類が来なくなった途端に、明細を確認するのを忘れてしまうことが増えました。やはり、いざという時に、紙で書類が残っていると安心します。
今までと同様に、
来年の今頃も書面で株主総会の招集通知などを書面で受け取ることも可能です。その場合は、秋以降に投資先から届く書類を提出して、書面で受け取る旨の意思表示をします。手続等不明な点がございましたら、いつでもお声がけください。
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