上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- コラム「苦しいときこそ資産運用に強気でありたい」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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苦しいときこそ資産運用に強気でありたい

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資産運用の考え方 2009-02-23 21:24
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

今日2月23日の日経平均は7,376円15銭。2003年のりそな銀行国有化時さえも下回る状況です。今の時期に資産運用のことを考えるのは野暮なように思えるかもしれませんが、長い目で見ると面白いことも分かります。

今日は第一次オイルショックの後の株式市場についてお話します。

お見せしている画像は、1972年〜1997年のニューヨークダウのグラフです。※グラフの色 ピンク・・・NYダウ(目盛は右側) 青・・・出来高(取引高 目盛は左側)

1972年に1,000ポイント程度だったニューヨークダウも、25年後には8倍になっています。運用利回りに直すと、およそ年9%になります。その間には2度のオイルショックがあり、ブラックマンデーがあり、隣国のメキシコが2度も経済危機に見舞われるといったことがありました。だから、長い目で見ることができる方にとっては恐れることもないように思います。

リスクと付き合う方法には、複数の国の株式に投資したり、債券や不動産に投資したりするといったように投資先を分散する方法もあります。もう一つ、投資する時期を何回かに分けることも損失を少なくする方法です。

但し、どんなに工夫しても、思うように資産運用の結果が出ない時期もあります。だから資産運用をする時は、本当に長期間運用できるお金かどうか考えて実行に移す必要があります。

苦しいときこそ、資産運用には強気でありたいものです。とはいえ、短期で儲けようと欲張っても意味がありません。ライフプランも考えて、自分のペースに合った無理のない資産運用をすることが、強気でいられる秘けつだと思います。
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